ネット発のホラー「Siren Head(サイレンヘッド)」が、ワーナー・ブラザース(Warner Bros.)によって映画化されると、海外メディア「The Hollywood Reporter」などが報じた(外部リンク)。
脚本は映画『WEAPONS/ウェポンズ』で知られるザック・クレッガーさんと、映画『クジラに落ちた男』や『プレデター バッドランド』を手がけたブライアン・ダッフィールドさんがを共同執筆。監督はブライアン・ダッフィールドさんがつとめる。
現時点でキャストや公開時期などは明らかになっていない。
頭部がサイレンの怪物「Siren Head」とは?
Siren Headは、カナダのホラーアーティスト/イラストレーターであるトレバー・ヘンダーソンさんが2018年に生み出したキャラクター。
約12メートルの痩せ細った人型の身体に、顔の代わりとしてサイレン/拡声器のような頭部を持つ怪物として知られている。
頭部がサイレンの怪物「Siren Head」/画像はトレバー・ヘンダーソンさんのInstagramより
「Siren Head」は、トレバー・ヘンダーソンさんによるイラストを起点に、インディーホラーゲームやYouTubeでのゲーム実況、TikTokのショート動画を通じて拡散していった。
2018年には、Modus Interactiveによる初代PlayStation風の短編ホラーゲーム『Siren Head』が公開。
その後、PewDiePieさんやJacksepticeyeさんなど大手YouTuberもSiren Head関連のゲームを取り上げ、認知が拡大。
(なお、Jacksepticeyeさんはフロム・ソフトウェアの人気ゲーム『Bloodborne』の映画化企画でもプロデューサーを担当することで話題の人物だ)
さらに2020年前後にはTikTok上で、郊外や街中の映像にSiren Headを合成した動画が拡散。サイレンや警報音だけでなく、楽曲やネタ音声を流す巨大スピーカーのようなミームとしても知られるようになった。
@alexhoward_ Everybody gangsta till the sirens start walking #fyp #siren ♬ original sound - alex howard
ネット発のホラーにハリウッドが注ぐ熱い視線
近年のホラー映画界では、YouTubeやSNS、インディーゲーム、ネットミームなどを長編映画化する動きが目立っている。
その代表例が、匿名掲示板・4chanに投稿された画像から広がったインターネット都市伝説「Backrooms」だ。
映像作家・ケイン・パーソンズさんと映画スタジオ・A24の手により『The Backrooms』として5月に公開されると世界興収でも2億ドルを突破し、同スタジオ最大のヒット作となった。
この他、トイレから人間の頭が生えた怪物の3DCGアニメーション「スキビディトイレ(Skibidi Toilet)」についても映画化計画が浮上。
2024年には、映画「トランスフォーマー」シリーズや『アルマゲドン』で知られるマイケル・ベイ監督と、パラマウント・ピクチャーズによって「初期段階の話し合い」が行われていると明らかになり話題となった。
「Siren Head」の映画化もそうしたトレンドの中で生まれた企画と言えそうだ。
なお、トレバー・ヘンダーソンさんもInstagramで「The Hollywood Reporter」の報道に反応。スクリーンショットに「So I have some news(そこで、いくつかお知らせがあります)」とのコメントを添えている(外部リンク)。
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