国際短期大学

東京都中野区にある私立大学

国際短期大学(こくさいたんきだいがく、英語: Kokusai Junior College)は、東京都中野区江古田4-8-8に本部を置く日本私立大学1933年創立、1950年大学設置。大学の略称は国短(こくたん)。

国際短期大学
本館
大学設置 1950年
創立 1933年
学校種別 私立
設置者 学校法人国際学園
本部所在地 東京都中野区江古田4-8-8
学部 国際コミュニケーション学科[注 1]
ウェブサイト https://kokutan.net
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概観

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大学全体

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教育および研究

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  • 国際短期大学は国際コミュニケーション学科のみの単科短期大学であるが、その中に、英語キャリア、国際観光、総合キャリアの3つのコースがある。また、インターンシップや海外留学制度もある。

沿革

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  • 1933年
    • 高木章[注 3]により中野高等無線電信学校が創立される。当時無線電信技術は指導者不足であったため、本校は全国の技術者養成学校の中でも最優校とされ、若者の憧れの学校だった[3]
  • 1941年
    • 財団法人中野学園設立(理事長高木章)。中野学園中学校設立(旧制。校長遠山丙市
  • 1943年
    • 軍部の接収により中野高等無線電信学校廃止(校舎は軍の科学技術兵器学校となる)
  • 1946年
    • 国際外国語学校が設置される
  • 1948年
    • 財団法人中野学園を財団法人国際学園と改称。中野学園中学校(旧制)を国際中学校と国際高等学校に改組
  • 1949年
  • 1950年
    • 3月14日 左記を以て短期大学の設置が文部省[注釈 1]より認可される[注 7]
    • 4月1日 左記を以て国際短期大学が以下の学科体制にて開学する[注 8]
      • 英語学科→英語科
        • 第一部 入学定員200名→80名
        • 第二部 入学定員200名→不認可
  • 1962年
    • 4月1日 以下の学科を増設する[14]
      • 電気通信科 入学定員80名
  • 1986年
  • 1994年
  • 2000年
  • 2001年
    • 4月1日 学科の名称変更を以下の通り行う[23]
      • 英語科→英語コミュニケーション学科[注 10]
      • 情報通信科→情報ネットワーク学科
  • 2003年
    • 4月1日 学科の入学定員減を以下の通り行う[24]
      • 英語コミュニケーション学科 156→100
      • 情報ネットワーク学科 156→100
  • 2009年
    • 4月1日 情報ネットワーク学科の学生募集を最終とする[注 11]
  • 2010年
    • 4月1日 英語コミュニケーション学科が情報ネットワーク学科を統合開始し、以下の学科として改めて設置する[25]
      • 国際コミュニケーション学科 入学定員200名
  • 2011年
    • 5月2日 左記以降に情報ネットワーク学科が正式に廃止される[注 12]
  • 2012年2021年
    • 4月1日 国際コミュニケーション学科の入学定員が200→150に減員される[注 13]

基礎データ

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所在地

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  • 東京都中野区江古田4-8-8

象徴

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  • 右記にあり[27]
  • オリジナルカレッジマークについては右記資料より[28]

教育および研究

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組織

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学科

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  • 国際コミュニケーション学科 入学定員135名[1]

過去の学科体制

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  • 英語コミュニケーション学科 入学定員100名[注釈 4]→国際コミュニケーション学科
  • 情報ネットワーク学科 入学定員100名[注釈 4]

取得資格について

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教職課程

年度別学生数

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[注 14]

年度 英語科 電気通信科 出典
1954年 166(11 - [31]
1958年 135(28 - [32]
1959年 168(23 - [33]
1960年 145(64 - [34]
1961年 158(64 - [35]
1962年 256(84 記載なし [36]
1963年 205(76 162 [37]
1964年 161(38 167 [38]
1965年 106(52 100 [39]
1966年 167(57 164 [40]
1967年 160(55 165 [41]
1968年 121(44 83 [42]
1970年 134(44 84 [43]
1971年 171(40 103 [44]
1972年 209(52 112 [45]
1973年 219(53 110 [46]
1975年 180(29 91 [47]
1976年 188(22 100 [48]
1977年 228(49 106 [49]
1978年 580(68 129(4 [50]
1979年 547(46 139(4 [51]
1980年 467(20 107(1 [52]
1981年 480(17 88(8 [53]
1982年 481(13 150(54 [54]
1983年 481(10 253(104 [55]
1984年 458(5 312(123 [56]
1985年 407(5 317(138 [57]
1986年 484(4 378(149 [58]
1987年 607(2 477(156 [59]
1988年 585(3 549(150 [60]
1989年 548(1 538(114 [61]
1990年 535 513(61 [62]
1991年 551 494(35 [63]
1992年 451 441(27 [64][65]
1993年 381 423(41 [66]
1994年 378 363[注 15] [67]
1995年 318 288(51 [68]
1996年 285 282(41 [69]
1997年 195 247(56 [70]
1998年 138 248(96 [71]
1999年 105 215(103 [72]

附属機関

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  • 五十周年記念ARENA(体育館):1998年竣工。

研究

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  • 『国際短期大学紀要』[73]

外部研究機関との連携

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  • ANA総合研究所と専任教員の派遣に関する基本契約締結

学生生活

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部活動・クラブ活動・サークル活動

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学園祭

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  • 国際短期大学の学園祭は「中野祭」と呼ばれている。キャンパスの所在地が中野区であることに因んでいるものとみられる。

大学関係者と組織

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大学関係者組織

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  • 国際短期大学後援会組織がある。

教職員

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出身者一覧

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施設

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キャンパス

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  • 図書館
  • 就職相談コーナー
  • 学生ホール
  • コンピュータ教室
  • コミュニケーションラウンジ
  • 来日生ゲストルーム

注釈

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注釈グループ

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  1. ^ a b 現在の文部科学省
  2. ^ a b 出典[17]
  3. ^ a b 出典[18]
  4. ^ a b 最終募集となった2009における体制[29]

補足

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  1. ^ ほか学科も参照のこと。
  2. ^ うち私立短期大学132校
  3. ^ 当時衆議院議員
  4. ^ 短期大学名 国際短期大学
  5. ^ 出典[4][5][6]
  6. ^ 出典[7][8]
  7. ^ 出典[9][10][11]より。
  8. ^ 出典[12][13]
  9. ^ 出典[15][16]
  10. ^ 同時に男子学生の受け入れを開始する[22]
  11. ^ 平成22年度より学生募集を停止[25]
  12. ^ 右記資料より[26]
  13. ^ 2011年度資料[26]2021年度資料[1]とを見比べた結果より。
  14. ^ 学生数は、英語科、電気通信科のみのデータである。()は全体の内数で、赤字青字を意味する。
  15. ^ うち電気通信科205(26、179)、情報通信科158(男36、女122)

出典

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  1. ^ a b c 文部科学省高等教育局大学振興課'2021.
  2. ^ 官報 1950年09月14日より。
  3. ^ 私が辿った道平和祈念展示資料館
  4. ^ 文部省a, p. 42.
  5. ^ 文部省b, p. 2.
  6. ^ 日本教育年鑑より。
  7. ^ 全国学校名鑑 昭和25年版より。
  8. ^ 旺文社1950-01, p. 86.
  9. ^ 文部省c, p. 3.
  10. ^ 全国大学大観 昭和30年版より。
  11. ^ 日本私立短期大学協会短期大学広報委員会'1980, p. 423.
  12. ^ 短期大学一覧 昭和25年5月1日現在より。
  13. ^ 文部省d, p. 5.
  14. ^ 短期大学一覧 昭和37年度 (短期大学資料 ; 第30号)より。
  15. ^ 文教協会'1986.
  16. ^ 大学資料 (99)より。
  17. ^ 短期大学教育 (42)より。
  18. ^ 短期大学教育 (43)より。
  19. ^ 文教協会'1994.
  20. ^ 文教協会'2000.
  21. ^ a b c 旺文社インタラクティブ'1998-09, p. 153.
  22. ^ a b c 旺文社'2000.05, p. 231.
  23. ^ 文教協会'2001.
  24. ^ 文教協会'2003.
  25. ^ a b 文教協会'2010.
  26. ^ a b 文教協会'2011, p. 62.
  27. ^ 国際短期大学 本学の特色より。
  28. ^ リクルート'1984, p. 616.
  29. ^ 文教協会'2009.
  30. ^ 梧桐書院'1970.8.
  31. ^ 文部省'54, p. 1376.
  32. ^ 文部省'58, p. 19.
  33. ^ 文部省'59, p. 17.
  34. ^ 東京教育研究所'60, p. 21.
  35. ^ 文部省'61, p. 21.
  36. ^ 文部省'62, p. 24.
  37. ^ 文部省'63, p. 26.
  38. ^ 文部省'64, p. 26.
  39. ^ 文部省'65, p. 29.
  40. ^ 文部省'66, p. 31.
  41. ^ 文部省'67, p. 31.
  42. ^ 文部省'68, p. 33.
  43. ^ 文部省'70, p. 33.
  44. ^ 文部省'71, p. 33.
  45. ^ 文部省'72, p. 35.
  46. ^ 文部省'73, p. 36.
  47. ^ 文部省'75, p. 40.
  48. ^ 文部省'76, p. 40.
  49. ^ 文部省'77, p. 40.
  50. ^ 全国学校総覧 昭和54年版より。
  51. ^ 全国学校総覧 昭和55年版より。
  52. ^ 全国学校総覧 昭和56年版より。
  53. ^ 全国学校総覧 昭和57年版より。
  54. ^ 全国学校総覧 昭和58年版より。
  55. ^ 全国学校総覧 昭和59年版より。
  56. ^ 全国学校総覧 昭和60年版より。
  57. ^ 文部省'85, p. 52.
  58. ^ 文部省'86, p. 52.
  59. ^ 文部省'87, p. 53.
  60. ^ 文部省'88, p. 57.
  61. ^ 文部省'89, p. 58.
  62. ^ 文部省'90, p. 59.
  63. ^ 文部省'91, p. 60.
  64. ^ 文部省'92, p. 60.
  65. ^ 旺文社'1992.9, p. 228.
  66. ^ 文部省'93, p. 63.
  67. ^ 文部省'94, p. 65.
  68. ^ 文部省'95, p. 67.
  69. ^ 文部省'96, p. 68.
  70. ^ 文部省'97, p. 70.
  71. ^ 文部省'98, p. 62.
  72. ^ 文部省'99, p. 65.
  73. ^ 国際短期大学紀要より。

参考文献

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1949年短大設置申請分

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全国学校総覧

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全国短期大学高等専門学校一覧

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全国短期大学一覧

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日本の私立短期大学

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短期大学案内(梧桐書院)

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蛍雪時代

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リクルート

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外部リンク

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