GreenBox(グリーンボックス)とは、相模鉄道(相鉄)で運転されていた広告貸切列車、または同社で運行されていた車内広告統一バスの名称。

新7000系GreenBox
同社路線バスのGreenBox

使用車両

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同社の新6000系電車や新7000系電車を用いた。先頭部分には特製のヘッドマーク、ドア部分には「GreenBox」と印刷されたステッカーを貼り、華やかな編成に仕立て上げた。新6000系電車のヘッドマークは「Green」にちなんで木をデザインしたイラストが描かれたが、新7000系電車のヘッドマークは、文字のみをデザインしたロゴマークとなった。

バスの「GreenBox」は、元は横浜博覧会シャトルバス専用車として納入された特別仕様で、塗装も専用の虹色であったが、会期終了後はGreenBoxとして、ほぼそのままの姿で一般路線バスとして運行していた。車体側面には、7000系電車に施された物と同じデザインのロゴマークとステッカーが貼られた。

バトンタッチ

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路線バスの「GreenBox」は、2001年には登録抹消(一部は子会社の相鉄バスへ移籍後、2002年1月に登録抹消)となり、代替は通常のノンステップ車またはワンステップ車で行われた。

鉄道についても、2007年1月をもってドア部分のステッカーをはがし、その役目を終えた(ヘッドマークに関しては2005年4月ごろより外されていた)。

同社ではその後、10000系電車による車体広告・車内広告貸切列車が、時折運行されている。

関連項目

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