新城まゆみ
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新城 まゆみ(しんじょう まゆみ)とは、元宝塚歌劇団男役(星組副組長)。兵庫県尼崎市出身。尼崎市立尼崎東高等学校出身。宝塚歌劇団時代の愛称はカメ。日本舞踊・花柳楽鳳。
略歴
[編集]- 1966年に宝塚音楽学校に入学し、1968年に卒業。同年、宝塚歌劇団に入団し、54期生として、花組公演『マイ・アイドル[1]』で初舞台を踏む。入団時の成績は59人中24位[1]。
- 1969年7月7日[1]、花組配属[2]。
- 1979年3月、星組に組替え[3]。
- 1981年4月、花組に組替え[3]。
- 1983年3月、星組に組替え[4]。
- 1983年から宝塚退団の年まで星組副組長を務める。
- 1986年7月31日付[1]で宝塚歌劇団を退団。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
[編集]※『歌劇』1986年7月号(宝塚歌劇団)の p.96 - 98を参照にした。
第1次花組時代
[編集]- 『マイ・アイドル』(花組公演)(1968年4月)*初舞台
- 『花は散る散る』新人公演:則光 役(本役:薫邦子)(1971年6月)
- 『炎の天草灘』新人公演:山田右衛門作 役(本役:薫邦子)(1972年9月)
- 『新・花のかげろう』第一回新人公演:頼光 役(本役:松あきら)、第二回新人公演:頼信 役(本役:瀬戸内美八)(1973年5月)
- 『この恋は雲の涯まで』亀井六郎(1973年8月)
- 『虞美人』子期 役 *努力賞受賞(1974年5月)
- 『虞美人』新人公演:劉邦 役(本役:瀬戸内美八)(1974年7月、東京)
- 『ベルサイユのばらⅡ』ジェローデル 役、新人公演:フェルゼン 役(本役:松あきら) *努力賞受賞(1975年7月 - 8月)
- 『うつしよ紅葉』織田信行 役/『ノバ・ボサ・ノバ』ボールソ 役(1976年8月 - 9月)
- 『宝舞抄』黒ばらの若衆 役/『ザ・レビュー』トリオの男 役(1977年8月 - 9月)
- 『風と共に去りぬ』北軍の中尉 役(1978年2月 - 3月)
- 『風と共に去りぬ』第二回新人公演:レット・バトラー 役(本役:麻月鞠緒 役)(1978年7月、東京)
第1次星組時代
[編集]- 『アップル・ツリー』(1979年5月 - 6月、宝塚バウホール)
- 『アンタレスの星』ヴィルフォール検事総長 役/『薔薇パニック』(1979年9月 - 11月)
- 『響け!わが歌』斉藤千千(1980年8月 - 9月)
- 『小さな花がひらいた』大六 役(1981年2月 - 3月)
第2次花組時代
[編集]- 『暁のロンバルディア』クレマン 役(1981年6月、宝塚バウホール)
- 『友よこの胸に熱き涙を』オットー 役(1981年7月、東京)
- 『エストレリータ』ラザール 役/『ジュエリー・メルヘン』プロデューサー 役(1981年10月 - 11月)
- 『アルカディアよ永遠に』カイゼル・クローンS 役(1982年3月 - 5月)
- 『イブにスローダンスを』ジェームス 役(1982年6月、宝塚バウホール)
- 『夜明けの序曲』仁田鶴吉 役(1982年8月 - 9月)
- 東南アジア公演に参加(1982年12月)
- 『霧深きエルベのほとり』フックス(1983年2月 - 3月)
第2次星組時代
[編集]- 『ロンリー・ハート』バード 役(1983年8月 - 9月)
- 『アルジェの男』ジャック(1983年11月、東京)
- 『祝いまんだら』/『プラス・ワン』(1984年1月 - 2月)
- 『我が愛は山の彼方に』エルチ 役(1984年6月 - 8月)
- 『哀しみのコルドバ』ロメロ 役(1985年2月 - 3月)
- 『我が愛は山の彼方に』国王ブルテ 役(1985年4月 - 5月、地方)
- 『西海に花散れど』平維盛 役/『ザ・レビューⅢ』(1985年8月 - 9月)
- 『パペット』ジェイ 役(1986年2月)
- 『レビュー交響楽』セレモニーの男 役(1986年3月 - 5月)
脚注
[編集]- ^ a b c d 監修:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(人物編)』pp.76-77(阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日)。ISBN 9784484146010
- ^ 『歌劇』1986年7月号 p.96(宝塚歌劇団)
- ^ a b 『歌劇』1986年7月号 p.97(宝塚歌劇団)
- ^ 『歌劇』1986年7月号 p.98(宝塚歌劇団)