礼文林道
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礼文林道(れぶんりんどう)は、北海道礼文島の林道である。正式名称は町道元地香深井線。
歴史
[編集]1965年ごろから旭川営林局稚内営林署が林道の開削と植林を進め、1975年7月営林局から礼文町に無償譲渡された[1]。
概要
[編集]距離は約8.2km。「ほっかいどう100の道」に選定されている[2][3]。香深井~香深井除雪センター間約1.1kmを除いてほぼすべてが未舗装のダートである。林道沿いには筋刈りの造林地が約22haがあり、高山植物を多く観察できる[4]。晴れていると、利尻島の利尻富士が遠くに眺望出来る。
コース
[編集]礼文島香深井の集落から宇遠内分岐、レブンウスユキソウ群草地を経て北海道道765号元地香深線礼文林道元地口までの林道である[5]。ややアップダウンはあるが、気軽にトレッキングが楽しめるコースである。車の通行は出来るものの、未舗装のためレンタカーやレンタバイクでは通行しないようレンタカー業者では呼びかけている[6]。礼文島観光協会では、走破におよそ3時間の時間を要するとしている[7]。
関係自治体
[編集]関係項目
[編集]外部リンク
[編集]脚注
[編集]- ^ 「角川地名大辞典 北海道1 上巻」、p.1632より
- ^ 礼文島トレッキングルール
- ^ 北海道新聞・ほっかいどう100の道「道番号71:礼文・花と海の道」より
- ^ 礼文森林事務所「礼文島の紹介」より
- ^ 礼文島トレイルコース
- ^ 地元のレンタバイク店ではホームページ上で「舗装道路以外は走行禁止となっております」と記載している。
- ^ 礼文島観光協会「礼文島トレイルマップ」より