コンテンツにスキップ

ミシュコルツ - ヒダシュネーメティ線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
90号線 (ハンガリー)から転送)
ミシュコルツ - ヒダシュネーメティ線
基本情報
路線記号 90
路線番号 90
開業 1860年8月14日
所有者 ハンガリー国鉄
路線諸元
路線距離 62km
軌間 1435 mm(標準軌
電化方式 25 kV / 50 Hz(交流
架空電車線方式
最高速度 100 km/h
テンプレートを表示
停車場・施設・接続路線
STR
ブダペスト - ミシュコルツ線
ABZgl+l
ミシュコルツ - バーンレヴェ - オーズド線
BHF
0,0 ミシュコルツ
BHF
5 フェルショェージョルツァ
ABZgr
ミシュコルツ - デブレツェン線
BHF
11 オンガ
HST
19 シクソー・ヴァサールテール
BHF
21 シクソー
HST
23 アサロー
BHF
27 ハルマイ
HST
31 チョバード
HST
33 イナンチ
BHF
40 フォロー・エンチ
HST
44 メーラ
BHF
49 ノヴァイドラーニ
eHST
57 旧ヘルナード
HST
59 ヘルナード
ABZg+r
セレンチ - ヒダシュネーメティ線
BHF
62 ヒダシュネーメティ
GRENZE
ハンガリー / スロバキア
STR
コシツェ - ヒダシュネーメティ線

ミシュコルツ - ヒダシュネーメティ線ハンガリー語: Miskolc–Hidasnémeti-vasútvonal)は、ハンガリー国鉄鉄道線の名称である。路線番号は90

歴史

[編集]

この路線は1840年代にセーチェーニ伯爵が提案したが[1]、計画の実行は1848年の革命のため中止された。1848年法律30号によりミシュコルツ - カシャウ区間の経路が確定された[2]。ティサ地域鉄道(Tiszavidéki Vasút, TVV)はそのプロジェクトを引き受けて、1860年8月14日にこの路線をヒダシュネーメティ - カシャウ間とともに、ブダペストから伸びる鉄道路線の一部として開通した[3]。ティサ鉄道は1880年法律38号により解散して、この路線もハンガリー国鉄により引き受けられた[4]

電車線はミスコルツ - ヒダスネーメティ区間に1997年設備され[5]、それでポーランドからハンガリーまでの区間の電化が完了した。

運行形態

[編集]

特急と普通について説明する[6]

特急(IC)

[編集]
  • ヘルナード号: ブダペスト - ミシュコルツ - ヒダシュネーメティ ( - コシツェ)
    2時間に1本の運行。ミシュコルツ以南は80号線に直通する。ヒダシュネーメティ以北スロバキア国鉄169号線に直通する。
    2020年以前は、一日2往復、12時間間隔の運行で、それぞれ「ヘルナード」「ラーコーチ」と別々の愛称名であった。また、停車駅はシクソー駅とフォルロー・エンチ駅で、他の駅は通過していた。2021年度は、一日2往復のみがコシツェに直通していた。

普通

[編集]

線内のみ、2時間に1本の運行。

駅一覧

[編集]

以下では、ハンガリー国鉄90号線の駅と営業キロ、停車列車、接続路線などを一覧表で示す。

  • 種別
    • IC:特急
    • S:普通
  • 停車駅
    • 印:全列車停車
    • 印:一部通過
    • △印:一部停車
    • |印:全列車通過
路線名 駅名 駅間営業キロ 累計営業キロ IC S 接続路線 所在地
80 ミシュコルツ・ティサイ駅 - 0

80号線(ブダペスト方面)
92号線(オーズド方面)、94号線(トルナナーダシュカ方面)

ボルショド・アバウーイ・ゼンプレーン県 ミシュコルツ郡
90 フェルセージョルカ駅 5 5 80号線(ニーレジハーザ方面)
オンガ駅 6 11  
シクソー・ヴァーシャールテール駅 8 19   シクソー郡
シクソー駅 2 21  
アサロー駅 2 23  
ハルマイ駅 4 27  
チョバード駅 4 31   エンチ郡
イナーンチ駅 2 33  
フォルロー・エンチ駅 7 40  
メーラ駅 4 44  
ノヴァイドラーニ駅 5 49  
ヘルナードスルドク駅 10 59   ゲンツィ郡
ヒダシュネーメティ駅 3 62

98号線(アバウーイサーントー方面)
スロバキア国鉄169号線(コシツェ方面)

参考文献

[編集]

外部リンク

[編集]

脚注・出典

[編集]
  1. ^ H. Strach (1898) Band 1.1, p. 211
  2. ^ H. Strach (1898) Band 1.1, p. 308
  3. ^ H. Strach (1898) Band 1.1, pp. 443 f.
  4. ^ Josef Gonda (1898) (ドイツ語). Geschichte der Eisenbahnen in Ungarn von Jahre 1867 bis zur Gegenwart. Geschichte der Eisenbahnen der Oesterreichisch-Ungarischen Monarchie. Band 3. Wien / Teschen / Leipzig: Karl Prochaska. p. 401. https://archive.org/details/geschichtedereis03aust/page/400/mode/2up 
  5. ^ Menetrendi változások a gyakorlatban” (ハンガリー語). c3.hu. Lélegzet. 2022年6月29日閲覧。
  6. ^ 2016-2017. évi menetrend