Apple Intelligenceでは、リクエストの多くがiPhone、iPad、Mac上で処理されます。リクエストが複雑な場合は、プライベートクラウドコンピューティングがプライバシーとセキュリティをクラウドでもApple製デバイスと同じように守りながら、あなたがさらなるインテリジェンスを活用できるようにします。あなたのデータは決して保存されず、あなたからのリクエストに応えるためだけに使われます。また、独立した専門家がプライベートクラウドコンピューティングのサーバ上で実行されるソフトウェアを調査し、プライバシー規定の遵守を証明できるようにもしています。
オンデバイス処理
Apple Intelligenceはオンデバイス処理を基盤としています。オンデバイス処理はiPhone、iPad、Mac、あなたが使うアプリに深く組み込まれているため、あなたの個人データを収集することなく認識できます。これは、ほかに類を見ないほど統合されたハードウェアとソフトウェア、そしてデバイス上の知能を実現するために先進的なシリコンの開発に長年にわたって投資を行ってきたという背景があってこそ可能になったことです。
Apple Musicには他社の広告は含まれません。「今すぐ聴く」、自動再生、パーソナルミックス、ニューリリースの通知などのカスタマイズされた機能があなたの音楽の好みを反映できるように、Appleはあなたが音楽を再生したりブラウズする際、あなたの行動に関する一部の情報を収集します。その詳細は、設定時に「Apple Musicとプライバシーについて」でご覧いただけます。Apple Musicは、アーティストへのロイヤルティの支払いなどの目的で、レコードレーベルなどのパートナーと集約されたデータの一部を共有する義務がありますが、その際には必ず業界最先端のプライバシー保護対策を講じます。
Apple Musicが、ユーザーまたはデバイスの識別子を使ってパートナーとデータを共有することはありません。自分の音楽コレクションをAppleのサーバに保管したくない場合は、iCloudミュージックライブラリを無効にできます。iOSとiPadOSでは、どのアプリがあなたのApple Musicのアカウントや関連する情報にアクセスできるかを自分でコントロールできます。Apple Musicフレンズ機能を有効にすると、お気に入りの曲を共有できます。どの友だちがあなたのプロフィール内の曲を見ることができるかは、自分で決められます。Apple Musicがアクセスできるのは、連絡先のリスト全体ではなく、あなたがApple Musicフレンズに追加することを選んだ連絡先だけです。
iCloud共有では、プライベート共有に招待され、参加した人以外に参加者の情報が知られることはありません。共有ファイルの名前や、あなたのApple Accountに関連付けられた姓名は、Appleを含め、共有リンクにアクセスできるすべての人が知ることができます。iOS 11以降、iPadOS、macOS High Sierra以降では、iCloudのエンドツーエンドの暗号化により、ヘルスケアアプリのデータなど特定の種類の個人データは、Appleによる読み取りやアクセスができない方法であなたのすべてのデバイス間で同期されます。
Appleが生徒の情報を販売したり、マーケティングや広告に使用する目的で第三者と共有することはありません。関連のある教育サービスの提供以外の目的で、Apple School Manager、スクールワークアプリ、クラスルームアプリ、iTunes U、管理対象Apple Accountから得た生徒の情報を収集、使用、開示することもありません。生徒たちのEメールの内容やインターネットの履歴をもとに彼らの行動を追跡したり、プロファイルを作ることもありません。保護者のみなさんは自分の子どもをこれらのアプリによるスクールワークに参加させるかどうかを決めることができます。生徒たちは自分のデバイス上で自分のデータにアクセスできます。