オルドゥ県
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Ordu ili オルドゥ県 | |
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アルトゥノルドゥの海岸 | |
オルドゥ県の位置 | |
概要 | |
地方: | 黒海地方 |
県都: | アルトゥノルドゥ |
県番号: | 52 |
面積: | 5,861 (km2) |
人口: | 761,400 2020年 |
人口密度: | 130 人/km2 |
自治体数: | 19 |
オルドゥ県の自治体 | |
市外局番: | 0452 |
知事: |
Tuncay Sonel |
公式サイト: |
オルドゥ県(オルドゥけん、トルコ語: Ordu ili)は、トルコ、黒海地方中部の県。北を黒海に接し、東から時計回りにギレスン、スィバス、トカット、サムスンの各県と接している。オルドゥ大都市自治体とは同一の範囲である[1]。
オルドゥはトルコ語で軍を表す言葉である。しかしながら、この県の名前は軍という言葉に関連しているわけではなく、ギリシャ時代の地名がそのまま残ったものである。なお、オルドゥは近代英語で群集を表す単語になった。
地理
[編集]オルドゥは黒海沿岸であり、陸と海岸に挟まれている。歴史的に、農耕と漁業が盛んであり、近年では観光業が盛んでありロシア、ジョージアなどから多く旅行客が訪れる。美しい海岸、河川、山肌などはオルドゥの観光の焦点である。トルコ内の旅行客にはこの地でのハイキングが人気である。
農産物ではヘーゼルナッツが有名であり、トルコが世界の70%の生産を誇るが、うち50%以上はオルドゥで栽培されている。しかし、養蜂のための費用が騰がりでヘーゼルナッツを生産しても儲けにくくなっている。高度の高い地域は森林に覆われている。
ジョージア出身の少数民族の故郷でもある。
近年はこの地域から人が出て行く傾向が強く、日本に住んでいるトルコ国籍者はこの地方(特にファトサ)の出身者が多い事がある。
自治体
[編集]オルドゥ県には19の自治体がある。
- アックシュ(Akkuş)
- アルトゥノルドゥ(Altınordu)
- アイバストゥ(Aybastı)
- チャマシュ(Çamaş)
- チャタルプナル(Çatalpınar)
- チャイバシュ(Çaybaşı)
- ファトサ(Fatsa)
- ギョルキョイ(Gölköy)
- ギュルヤル(Gülyalı)
- ギュルゲンテペ(Gürgentepe)
- イキズジェ(İkizce)
- カバデュズ(Kabadüz)
- カバタシュ(Kabataş)
- コルガン(Korgan)
- クムル(Kumru)
- メスディイェ(Mesudiye)
- ペルシェンベ(Perşembe)
- ウルベイ(Ulubey)
- ユンイェ(Ünye)
観光名所
[編集]オルドゥは清潔で美しく幅の広い海岸がある。また、オルドゥ市ではロシア語でバザーが開かれている。丘の上にBoztepeと呼ばれる小さな町があり、標高3107mの高度にはKaragölと呼ばれるクレーター湖がある。
脚注
[編集]- ^ “Başbakanlık Mevzuatı Geliştirme ve Yayın Genel Müdürlüğü”. www.resmigazete.gov.tr (14/3/2013). 2022年2月3日閲覧。