ジェイムス・ブレイク (ミュージシャン)
ジェイムズ・ブレイク James Blake | |
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ジェイムズ・ブレイク(2013年) | |
基本情報 | |
出生名 | James Blake Litherland |
別名 |
ハーモニミクス (Harmonimix) One-Take Blake |
生誕 | 1988年10月26日(36歳) |
出身地 |
イングランド ロンドン インフィールド・ロンドン特別区 |
ジャンル |
ポスト・ダブステップ ソウルミュージック ダブステップ IDM |
職業 | ミュージシャン、シンガーソングライター、マルチ奏者、音楽プロデューサー |
担当楽器 |
ボーカル ピアノ パソコン シンセサイザー ドラムマシン ミュージックシーケンサー サンプラー |
活動期間 | 2009年 - |
レーベル |
R&Sレコーズ ATLAS ポリドール・レコード A&Mレコード リパブリック・レコード |
共同作業者 | ブライアン・イーノ、ボン・イヴェール、マウント・キンビー、ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー、RZA、トラビス・スコット |
公式サイト |
jamesblakemusic |
ジェイムズ・ブレイク(James Blake、1988年9月26日 - )は、イギリスはロンドン、インフィールド・ロンドン特別区出身のシンガーソングライター、音楽プロデューサーである。
2011年、自身の名を冠したデビュー・アルバム『ジェイムズ・ブレイク』をリリース。この年のイギリス・マーキュリー賞にノミネートした[1]。2013年リリースの2作目となるアルバム『オーヴァーグロウン』はマーキュリー賞で大賞に輝いた[2]。第56回グラミー賞においては、最優秀新人賞にノミネートしている[3]。 ハーモニミクス (Harmonimix)名義で他アーティストのリミックス楽曲のリリースも行っている。
コロシアムへの参加や、ジョン・ウェットンとのモーグル・スラッシュにおける活動で知られるジェイムス・リザーランドを父に持つ。1stアルバムに収録された「Wilhelm Scream」は父の曲のカヴァーである[4]。
来歴
[編集]2009年6月、自身の寝室でレコーディングされたシングル「Air & Lack Thereof」をリリースし、音楽家としてのキャリアをスタートさせた。
2010年、名門R&SレコーズよりEP『CMYK』をリリース。タイトルトラックの『CMYK』がラジオを中心に話題となった。 同年11月、ファイストのカバーである「Limit to Your Love」をリリースし、全英シングルチャートで最高47位を記録した。 年末には、BBCによる、批評家や音楽関係者の投票で有望な新人アーティストを選出する恒例企画「Sound of 2011」にノミネートし、2位に選ばれた。 また、この年の作品群には批評家筋からも好意的な評価が寄せられ、ピッチフォーク・メディアからは『The Bells Sketch』『CMYK』『Klavierwerke』の3作のEPが、この年の年間ベスト・アルバム・ランキングで8位に[5]、楽曲「I Only Know (What I Know Now)」もベスト・トラックで8位に[6]それぞれ選ばれた。
2011年2月7日、満を持してデビュー・アルバム『ジェイムズ・ブレイク』をリリース。本作は批評家筋から高く評価され、ピッチフォーク・メディアは、この年の年間ベスト・アルバムランキングで12位に[7]、Amazon.comは4位に[8]、Mojo誌は17位に[9]それぞれ選んだ。 同年8月、ボン・イヴェールとのコラボレーション楽曲「Fall Creek Boys Choir」も収録されたEP『Enough Thunder』を、12月にもEP『Love What Happened Here』をリリースした。
2013年4月8日には2作目となるアルバム『オーヴァーグロウン』をリリース。ブライアン・イーノやRZAも参加し、これまでの音楽性をさらに拡充する意欲作となった。ガーディアン紙は、本作をこの年の年間ベスト・アルバム・ランキングで5位に[10]、Clash誌は2位に[11]それぞれ選んだ。
2016年4月、ビヨンセのアルバム『レモネード』収録の楽曲「Forward」にゲスト・ボーカルとして参加。2016年5月6日、自身3作目となるアルバム『ザ・カラー・イン・エニシング』をリリース。
ディスコグラフィ
[編集]アルバム
[編集]- 『ジェイムズ・ブレイク』 - James Blake (2011年)
- 『オーヴァーグロウン』 - Overgrown (2013年)
- 『ザ・カラー・イン・エニシング』 - The Colour in Anything (2016年)
- 『アシューム・フォーム』 - Assume Form (2019年)
- 『フレンズ・ザット・ブレイク・ユア・ハート』 - Friends That Break Your Heart (2021年)]
- Playing Robots into Heaven (2023年)
EP
[編集]- The Bells Sketch (2010年)
- CMYK (2010年)
- Klavierwerke (2010年)
- Enough Thunder (2011年)
- Love What Happened Here (2011年)
- 200 Press (2014年)
シングル
[編集]- "Air & Lack Thereof" (2009年)
- "Limit to Your Love" (2010年)
- "The Wilhelm Scream" (2011年)
- "Lindisfarne / Unluck" (2011年)
- "Order / Pan" (2011年)
- "Fall Creek Boys Choir" (2011年) ※with ボン・イヴェール
- "A Case of You" (2011年)
- "Retrograde" (2013年)
- "Overgrown" (2013年)
- "Life Round Here" (2013年)
- "Modern Soul" (2016年)
- "Timeless" (2016年)
- "Radio Silence" (2016年)
- "My Willing Heart" (2016年)
- "I Need a Forest Fire" (2016年) ※with ボン・イヴェール
脚注
[編集]- ^ “James Blake: James Blake - 2011 Shortlist - Barclaycard Mercury Prize”. 2014年1月16日閲覧。
- ^ “James Blake Wins the 2013 Mercury Prize”. 2014年1月16日閲覧。
- ^ “Daft Punk, Kendrick Lamar Nominated for Grammy for Album of the Year, James Blake and Kendrick Lamar Nominated for Best New Artist”. 2014年1月16日閲覧。
- ^ “James Blake "Wilhelm Scream"は実の父による曲のカヴァー?!”. musicreview.jp (2011年2月14日). 2014年6月26日閲覧。
- ^ “Staff Lists: Top 50 Albums of 2010”. Pitchfork (2010年12月16日). 2014年1月16日閲覧。
- ^ “Staff Lists: Top 100 Tracks of 2010”. Pitchfork (2010年12月13日). 2014年1月16日閲覧。
- ^ “Staff Lists: The Top 50 Albums of 2011”. 2014年1月16日閲覧。
- ^ “Amazon.com: the 100 Best Albums of 2011”. 2014年1月16日閲覧。
- ^ “MOJO's Top 50 Albums Of 2011”. Stereogum (December 2, 2011). 2014年1月16日閲覧。
- ^ “The best albums of 2013: No 5 – Overgrown by James Blake”. 2014年1月16日閲覧。
- ^ “Clash's Top Albums Of 2013: 10-1”. 2014年1月16日閲覧。