チーズナイフ
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チーズナイフ(英語: cheese knife)は、チーズを切ることに特化したキッチンナイフ。オメガナイフとも呼ばれる[1][2]。
切ったチーズが着かないように刀身に穴が空いていることと、刃先が二股になっておりフォークの代わりにチーズを刺して使えるのが特徴である[1][2][3][4][5]。
チーズナイフは広範囲に応用が利くが、主にクリーミーなチーズ、軟らかいチーズを切り分けるのに用いる[2][5]。
- チーズおろし
- チーズ・グレーター(cheese grater)とも呼ばれる。パルミジャーノ・レッジャーノなどの固いチーズをすりおろして粉にするのに用いる[5]。
- ジロール
- テット・ド・モアンヌを花びらのように薄く削る専用器[5]。
- ワイヤーカッター
- ロックフォールなどのブルーチーズを切る専用器[5]。ハンドリナーとも呼ばれる[2]。
- グラナ・ナイフ
- パルミジャーノ・レッジャーノに使用されるナイフ。
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チーズ・グレーターの例。箱状のボックス・グレーター。
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チーズ・グレーターの例。ピーラーのように扱う手持ちタイプ。
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ジロール
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グラナ・ナイフ
出典
[編集]- ^ a b 佐野嘉彦「Chapter13. チーズの道具・カット方法・盛りつけのコツ」『ツウになる!チーズの教本: チーズ好きとの会話が盛り上がる!』秀和システム、2018年、169頁。ISBN 978-4798055053。
- ^ a b c d 農林水産省「初心者さん必見! チーズのプロ教えて! Q&A」『農林水産省職員直伝「食材」のトリセツ』マガジンハウス、2021年、97頁。ISBN 978-4838731466。
- ^ 野口真紀「COLUMN 3 パパもやる気になるキッチン道具」『家族でごはん12か月』新星出版社、2020年、155頁。ISBN 978-4405093829。
- ^ 小久保尊 (著)、山田コロ (イラスト)「道具あれこれ」『図解ワイン一年生 2時間目チーズの授業』サンクチュアリ出版、2020年、83頁。ISBN 978-4801400771。
- ^ a b c d e 本間るみ子 (監修)「チーズの道具」『チーズの選び方・楽しみ方厳選チーズカタログ113種』主婦の友社、2003年、164頁。ISBN 978-4072387474。