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TAXi ダイヤモンド・ミッション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
TAXi ダイヤモンド・ミッション
Taxi 5
監督 フランク・ガスタンビドゥ
脚本 フランク・ガスタンビドゥ
リュック・ベッソン
ステファーヌ・カザンジャンフランス語版
製作 リュック・ベッソン
ミシェル・ペタンフランス語版
ロラン・ペタンフランス語版
出演者 フランク・ガスタンビドゥ
マリク・ベンタルハフランス語版
ベルナール・ファルシーフランス語版
エドゥアルド・モントート
サルヴァトーレ・エスポジト
撮影 ヴァンサン・リシャール
編集 ジュリアン・レイ
製作会社 ヨーロッパ・コープ
配給 フランスの旗 ARP Sélection
日本の旗 アスミック・エース
公開 フランスの旗 2018年4月7日
日本の旗 2019年1月18日
上映時間 103分
製作国 フランスの旗 フランス
言語 フランス語
製作費 €20,390,000[1]
興行収入 世界の旗 $41,957,523[2]
フランスの旗$29,078,173[1][3]
日本の旗 1億7887万円[4]
前作 TAXi④
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TAXi ダイヤモンド・ミッション』(タクシー・ダイヤモンド・ミッション、Taxi 5)は、2018年フランス犯罪アクションコメディ映画。監督・脚本・主演はフランク・ガスタンビドゥ、出演は他にマリク・ベンタルハフランス語版ベルナール・ファルシーフランス語版など。カーアクション・コメディが中心のフランス映画TAXi』の第5作だが、今作では主演キャストを一新し、超絶ドライビングテクニックを持つがスピード狂の警官・マロと、伝説のタクシードライバー・ダニエルを叔父に持つ間抜けなタクシー運転手エディが高級車を駆るイタリアの宝石強盗団に立ち向かう姿を描いている。キャッチコピーは「300km/h超え!超速タクシー再始動!!」。


日本国内配給元のアスミック・エースのクレジットが(同社の社名変更に伴い)『』・『』の「Asmik Ace Entertainment Inc.」から「Asmik Ace A J:COM COMPANY」に変更された。

ストーリー

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スピード狂の警官・マロはパリ警察検挙率No.1を誇りながらも、問題の多さが原因でマルセイユに左遷[注 1]されてしまう。赴任先のマルセイユ警察[注 2]は、スーパーカーや最新装備を駆使したイタリアの宝石強盗団に頭を悩ませていた。マロは彼らに対抗すべく、時速300kmを叩き出す伝説のタクシープジョー・407を入手するためダニエルので間抜けなタクシー運転手・エディと組むことになる。

キャスト

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シルヴァン・マロが前作までのダニエル・モラレースに、エディ・マクルーが前作までのエミリアン・クタン=ケルバレークに相当するが、下記の通り職業が入れ替わっている。尚、今作においてダニエルはエディに愛車の407を譲渡した上で家族でマイアミに移住し、エミリアンは何らかの理由で警察を辞職したことが語られている。当作日本版では宣伝隊長である千鳥がアフレコに初挑戦している。

役名 俳優 日本語吹替
シルヴァン・マロ(Sylvain Marot) フランク・ガスタンビドゥ 加瀬康之[5] 本作の主人公。超絶ドライビングテクニックを持つスピード狂の警官。
エディ・マクルー(Eddy Maklouf) マリク・ベンタルハフランス語版 花輪英司 本作のもう一人の主人公で、前作までに登場したダニエルは叔父。マルセイユの街を熟知するが、Uberでは最低評価の間抜けなタクシー運転手。
メナール(Ménard) ムッシュ・プルベフランス語版 佐々木義人 マルセイユ警察署員。悪戯好き。
サンドリーヌ(Sandrine) シシ・デュバルクフランス語版 岡田恵 マルセイユ警察署員。食欲旺盛でかなりの巨漢の紅一点。
ミシェル(Michel) アヌアル・トゥバリフランス語版 越後屋コースケ マルセイユ警察署員。敬虔なクリスチャン
レジス(Régis) リオネル・ラジェフランス語版 岩崎ひろし マルセイユ警察署員。必殺仕事人。
ジベール(Gibert) ベルナール・ファルシーフランス語版 水野龍司 署長から栄転し今作ではマルセイユ市長として登場。シリーズトップクラスの間抜けとトラブルメーカー振りは相変わらず。
アラン(Alain) エドゥアルド・モントート 飛田展男 今作では署長に昇進している。市長になったジベールには相変わらず振り回されている。
トニードッグ(Toni Dog)(=アントニオ・ディ・ビアス) サルヴァトーレ・エスポジト 楠大典[注 3] イタリア強盗団のボス。
ロッコ(・ディ・ビアズ)(Rocco Di Biase) ファブリツィオ・ネヴォラフランス語版 野坂尚也 トニードッグの仲間。
カルロ(Carlo) マッティーオ・カルロマグノフランス語版 ?
ロペズ(Lopez) ムーサ・マースクリフランス語版 間宮康弘 国家警察の警察官、イタリア強盗団の内通者。シルヴァン達の事を見下している。
ビション(Bichon) ロマン・ランクリーフランス語版 佐々木義人[注 4] ジベール市長の取り巻き・ビション副市長。
サミア(Samia) サブリナ・ウアザニフランス語版 小若和郁那 エディの姉。メカニック。
サンディ(Sandy) サンド・バン・ロイフランス語版 種市桃子 エディの恋人。
ハミッド(Hamid) ファッサ・ブヤハメドフランス語版 ? エディの叔父。アルジェリア在住。
ラシッド(Rachid) ラムジー・ベディアフランス語版 ? 銃の密売人。
マルコ(Malco) ルドゥアン・ブゲラバフランス語版 大悟(千鳥) カージャック犯。
イシェム(Ichem) イシェム・ブゲラバフランス語版 ノブ(千鳥)

評価

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アロシネによれば、フランスの16のメディアによる評価の平均点は5点満点中2.1点である[6]

脚注

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注釈

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  1. ^ 劇中では田舎町のように扱われているが、実際は人口85万人を抱える南フランス最大の港湾都市である。
  2. ^ 前作「④」までのフランス国家警察とは異なり、今作は自治体警察が舞台となっている。そのため非常に小規模な組織となっているほか、制服やパトカーに「Police Municipale」の表記がある。
  3. ^ パリ警察署長の吹き替えも兼任。
  4. ^ メナールとの兼任。

出典

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  1. ^ a b Taxi 5 (2018)” (フランス語). JPBox-Office. 2021年2月2日閲覧。
  2. ^ Taxi 5 (2018) - Financial Information”. The Numbers. 2023年1月18日閲覧。
  3. ^ Taxi 5”. Box Office Mojo. 2023年1月18日閲覧。
  4. ^ 『キネマ旬報』2020年3月下旬特別号 66頁。
  5. ^ TAXi ダイヤモンド・ミッション”. ふきカエル大作戦!! (2019年1月7日). 2019年1月9日閲覧。
  6. ^ Critiques Presse pour le film Taxi 5” (フランス語). AlloCiné. 2021年2月2日閲覧。

外部リンク

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