TAXi ダイヤモンド・ミッション
TAXi ダイヤモンド・ミッション | |
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Taxi 5 | |
監督 | フランク・ガスタンビドゥ |
脚本 |
フランク・ガスタンビドゥ リュック・ベッソン ステファーヌ・カザンジャン |
製作 |
リュック・ベッソン ミシェル・ペタン ロラン・ペタン |
出演者 |
フランク・ガスタンビドゥ マリク・ベンタルハ ベルナール・ファルシー エドゥアルド・モントート サルヴァトーレ・エスポジト |
撮影 | ヴァンサン・リシャール |
編集 | ジュリアン・レイ |
製作会社 | ヨーロッパ・コープ |
配給 |
ARP Sélection アスミック・エース |
公開 |
2018年4月7日 2019年1月18日 |
上映時間 | 103分 |
製作国 | フランス |
言語 | フランス語 |
製作費 | €20,390,000[1] |
興行収入 |
$41,957,523[2] $29,078,173[1][3] 1億7887万円[4] |
前作 | TAXi④ |
『TAXi ダイヤモンド・ミッション』(タクシー・ダイヤモンド・ミッション、Taxi 5)は、2018年のフランスの犯罪アクションコメディ映画。監督・脚本・主演はフランク・ガスタンビドゥ、出演は他にマリク・ベンタルハとベルナール・ファルシーなど。カーアクション・コメディが中心のフランス映画『TAXi』の第5作だが、今作では主演キャストを一新し、超絶ドライビングテクニックを持つがスピード狂の警官・マロと、伝説のタクシードライバー・ダニエルを叔父に持つ間抜けなタクシー運転手エディが高級車を駆るイタリアの宝石強盗団に立ち向かう姿を描いている。キャッチコピーは「300km/h超え!超速タクシー再始動!!」。
日本国内配給元のアスミック・エースのクレジットが(同社の社名変更に伴い)『③』・『④』の「Asmik Ace Entertainment Inc.」から「Asmik Ace A J:COM COMPANY」に変更された。
ストーリー
[編集]この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
スピード狂の警官・マロはパリ警察検挙率No.1を誇りながらも、問題の多さが原因でマルセイユに左遷[注 1]されてしまう。赴任先のマルセイユ警察[注 2]は、スーパーカーや最新装備を駆使したイタリアの宝石強盗団に頭を悩ませていた。マロは彼らに対抗すべく、時速300kmを叩き出す伝説のタクシー、プジョー・407を入手するためダニエルの甥で間抜けなタクシー運転手・エディと組むことになる。
キャスト
[編集]シルヴァン・マロが前作までのダニエル・モラレースに、エディ・マクルーが前作までのエミリアン・クタン=ケルバレークに相当するが、下記の通り職業が入れ替わっている。尚、今作においてダニエルはエディに愛車の407を譲渡した上で家族でマイアミに移住し、エミリアンは何らかの理由で警察を辞職したことが語られている。当作日本版では宣伝隊長である千鳥がアフレコに初挑戦している。
役名 | 俳優 | 日本語吹替 | |
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シルヴァン・マロ(Sylvain Marot) | フランク・ガスタンビドゥ | 加瀬康之[5] | 本作の主人公。超絶ドライビングテクニックを持つスピード狂の警官。 |
エディ・マクルー(Eddy Maklouf) | マリク・ベンタルハ | 花輪英司 | 本作のもう一人の主人公で、前作までに登場したダニエルは叔父。マルセイユの街を熟知するが、Uberでは最低評価の間抜けなタクシー運転手。 |
メナール(Ménard) | ムッシュ・プルベ | 佐々木義人 | マルセイユ警察署員。悪戯好き。 |
サンドリーヌ(Sandrine) | シシ・デュバルク | 岡田恵 | マルセイユ警察署員。食欲旺盛でかなりの巨漢の紅一点。 |
ミシェル(Michel) | アヌアル・トゥバリ | 越後屋コースケ | マルセイユ警察署員。敬虔なクリスチャン。 |
レジス(Régis) | リオネル・ラジェ | 岩崎ひろし | マルセイユ警察署員。必殺仕事人。 |
ジベール(Gibert) | ベルナール・ファルシー | 水野龍司 | 署長から栄転し今作ではマルセイユ市長として登場。シリーズトップクラスの間抜けとトラブルメーカー振りは相変わらず。 |
アラン(Alain) | エドゥアルド・モントート | 飛田展男 | 今作では署長に昇進している。市長になったジベールには相変わらず振り回されている。 |
トニードッグ(Toni Dog)(=アントニオ・ディ・ビアス) | サルヴァトーレ・エスポジト | 楠大典[注 3] | イタリア強盗団のボス。 |
ロッコ(・ディ・ビアズ)(Rocco Di Biase) | ファブリツィオ・ネヴォラ | 野坂尚也 | トニードッグの仲間。 |
カルロ(Carlo) | マッティーオ・カルロマグノ | ? | |
ロペズ(Lopez) | ムーサ・マースクリ | 間宮康弘 | 国家警察の警察官、イタリア強盗団の内通者。シルヴァン達の事を見下している。 |
ビション(Bichon) | ロマン・ランクリー | 佐々木義人[注 4] | ジベール市長の取り巻き・ビション副市長。 |
サミア(Samia) | サブリナ・ウアザニ | 小若和郁那 | エディの姉。メカニック。 |
サンディ(Sandy) | サンド・バン・ロイ | 種市桃子 | エディの恋人。 |
ハミッド(Hamid) | ファッサ・ブヤハメド | ? | エディの叔父。アルジェリア在住。 |
ラシッド(Rachid) | ラムジー・ベディア | ? | 銃の密売人。 |
マルコ(Malco) | ルドゥアン・ブゲラバ | 大悟(千鳥) | カージャック犯。 |
イシェム(Ichem) | イシェム・ブゲラバ | ノブ(千鳥) |
評価
[編集]アロシネによれば、フランスの16のメディアによる評価の平均点は5点満点中2.1点である[6]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b “Taxi 5 (2018)” (フランス語). JPBox-Office. 2021年2月2日閲覧。
- ^ “Taxi 5 (2018) - Financial Information”. The Numbers. 2023年1月18日閲覧。
- ^ “Taxi 5”. Box Office Mojo. 2023年1月18日閲覧。
- ^ 『キネマ旬報』2020年3月下旬特別号 66頁。
- ^ “TAXi ダイヤモンド・ミッション”. ふきカエル大作戦!! (2019年1月7日). 2019年1月9日閲覧。
- ^ “Critiques Presse pour le film Taxi 5” (フランス語). AlloCiné. 2021年2月2日閲覧。