ウォーリー・ザービアック
現役時代 (クリーブランド・キャバリアーズ) のザービアック | ||||||||||||||||||||||||
引退 | ||||||||||||||||||||||||
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愛称 | "Wally" | |||||||||||||||||||||||
国籍 | アメリカ合衆国 | |||||||||||||||||||||||
生年月日 | 1977年3月5日(47歳) | |||||||||||||||||||||||
出身地 |
スペイン マドリード州マドリード | |||||||||||||||||||||||
身長(現役時) | 201cm (6 ft 7 in) | |||||||||||||||||||||||
体重(現役時) | 111kg (245 lb) | |||||||||||||||||||||||
キャリア情報 | ||||||||||||||||||||||||
出身 | オハイオ大学 | |||||||||||||||||||||||
NBAドラフト | 1999年 / 1巡目 / 全体6位[1] | |||||||||||||||||||||||
ミネソタ・ティンバーウルブズから指名 | ||||||||||||||||||||||||
プロ選手期間 | 1999年–2009年 | |||||||||||||||||||||||
ポジション | SF / SG | |||||||||||||||||||||||
背番号歴 | 10, 55, 3 | |||||||||||||||||||||||
選手経歴 | ||||||||||||||||||||||||
1999-2006 2006-2007 2007-2008 2008-2009 |
ミネソタ・ティンバーウルブズ ボストン・セルティックス シアトル・スーパーソニックス クリーブランド・キャバリアーズ | |||||||||||||||||||||||
受賞歴 | ||||||||||||||||||||||||
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NBA通算成績 | ||||||||||||||||||||||||
得点 | 9,195 (14.1 ppg) | |||||||||||||||||||||||
リバウンド | 2,602 (4.0 rpg) | |||||||||||||||||||||||
アシスト | 1,532 (2.4 apg) | |||||||||||||||||||||||
Stats Basketball-Reference.com | ||||||||||||||||||||||||
代表歴 | ||||||||||||||||||||||||
キャップ | アメリカ合衆国 | |||||||||||||||||||||||
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ウォルター・ロバート・"ウォーリー"・ザービアック(Walter Robert "Wally" Szczerbiak, 1977年3月5日 - )はスペインのマドリード出身のアメリカ合衆国の元プロバスケットボール選手。NBAで11シーズンプレーした。ポジションはスモールフォワードまたはシューティングガード。父親のウォルター・ザービアックもレアル・マドリード・バロンセストでプレイしたバスケットボール選手だった。
経歴
[編集]ウォーリー・ザービアックは、父のウォルターがスペインでプロバスケットボール選手として活躍していた関係でマドリードで生まれ、ニューヨーク州ロングアイランドで育った。マイアミ大学卒業後、1999年のNBAドラフトでミネソタ・ティンバーウルブズに全体の6位指名を受けNBA入りを果たした。ルーキーながら出場した73試合中53試合で先発出場。1試合平均11.6得点、FG成功率51.1%を記録し、オールルーキー1STチームに選出された。
その後5シーズン半ウルブズでプレーするが、チームメートのケビン・ガーネットと練習中に殴り合いを起こしたり[1]、「一人でボールを独占する傾向がある」と批判を受けたが、高確率で決めるミドルシュートと、ガッツあふれるプレーでチームの中核として活躍した。また、2000年にはオールスター・ルーキーゲームでMVPを受賞し、2002年にはNBAオールスターゲームにも出場している。
05-06シーズン中、再建の始まったウルブズは高額契約のザービアックをボストン・セルティックスに放出(このトレードでウルブズはリッキー・デイビスらを獲得)。セルティックスでは数字を落としたものの、看板プレーヤー、ポール・ピアースのバックアップとしてプレー。しかし、移籍後は怪我に苦しむ状態が続いた。
2007年6月28日にレイ・アレンらとのトレードデロンテ・ウェストと共にシアトル・スーパーソニックスへ移籍した[2]。
2008年2月21日にトレードでクリーブランド・キャバリアーズへ移籍した[3]。
2009年にニューヨーク・ニックスのロースター入りを目指したが3度目の左膝の手術を行ったザービアックは引退を表明した[4]。
個人成績
[編集]略称説明 | |||||
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GP | 出場試合数 | GS | 先発出場試合数 | MPG | 平均出場時間 |
FG% | フィールドゴール成功率 | 3P% | スリーポイント成功率 | FT% | フリースロー成功率 |
RPG | 平均リバウンド数 | APG | 平均アシスト数 | SPG | 平均スティール数 |
BPG | 平均ブロック数 | PPG | 平均得点 | 太字 | キャリアハイ |
NBA
[編集]レギュラーシーズン
[編集]シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
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1999–00 | MIN | 73 | 53 | 29.7 | .511 | .359 | .826 | 3.7 | 2.8 | .8 | .3 | 11.6 |
2000–01 | 82 | 82 | 34.8 | .510 | .338 | .870 | 5.5 | 3.2 | .7 | .4 | 14.0 | |
2001–02 | 82 | 82 | 38.0 | .508 | .455 | .831 | 4.8 | 3.1 | .8 | .3 | 18.7 | |
2002–03 | 52 | 42 | 35.3 | .481 | .421 | .867 | 4.6 | 2.6 | .8 | .4 | 17.6 | |
2003–04 | 28 | 0 | 22.2 | .449 | .435 | .828 | 3.1 | 1.2 | .4 | .0 | 10.2 | |
2004–05 | 81 | 37 | 31.6 | .506 | .373 | .855 | 3.7 | 2.4 | .5 | .2 | 15.5 | |
2005–06 | 40 | 40 | 38.9 | .495 | .406 | .896 | 4.8 | 2.8 | .5 | .4 | 20.1 | |
BOS | 32 | 31 | 36.7 | .476 | .393 | .898 | 3.8 | 3.2 | .6 | .1 | 17.5 | |
2006–07 | 32 | 19 | 28.1 | .415 | .415 | .897 | 3.1 | 1.7 | .6 | .1 | 15.0 | |
2007–08 | SEA | 50 | 1 | 23.6 | .460 | .428 | .843 | 2.7 | 1.4 | .3 | .1 | 13.1 |
CLE | 25 | 1 | 22.2 | .359 | .365 | .878 | 3.2 | 1.4 | .4 | .3 | 8.2 | |
2008–09 | 74 | 5 | 20.6 | .450 | .411 | .849 | 3.1 | 1.1 | .4 | .1 | 7.0 | |
通算 | 651 | 393 | 30.8 | .485 | .406 | .860 | 4.0 | 2.4 | .6 | .2 | 14.1 | |
オールスター | 1 | 0 | 12.0 | .667 | .667 | .000 | 3.0 | 3.0 | 1.0 | .0 | 10.0 |
プレーオフ
[編集]シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
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2000 | MIN | 4 | 4 | 23.5 | .400 | .000 | .000 | 2.0 | .5 | .8 | .3 | 6.0 |
2001 | 4 | 4 | 35.8 | .486 | .000 | .800 | 4.5 | 2.5 | 1.3 | .8 | 14.0 | |
2002 | 3 | 3 | 43.7 | .477 | .222 | .889 | 7.0 | 2.0 | .7 | .0 | 20.0 | |
2003 | 6 | 6 | 42.0 | .475 | .214 | .867 | 5.0 | 2.2 | 1.0 | .2 | 14.5 | |
2004 | 12 | 0 | 24.8 | .420 | .345 | .927 | 3.3 | 1.7 | .5 | .2 | 11.8 | |
2008 | CLE | 13 | 13 | 28.8 | .376 | .323 | .929 | 1.8 | 1.5 | .2 | .1 | 10.8 |
2009 | 12 | 0 | 12.8 | .444 | .167 | .818 | 2.3 | .6 | .2 | .1 | 3.6 | |
通算 | 54 | 30 | 26.8 | .427 | .285 | .882 | 3.1 | 1.4 | .5 | .2 | 10.2 |
プレイスタイル
[編集]白人の彼はさほど運動総力が高いわけではないが、セットシュートのうまさではリーグトップクラスの実力を誇る。
スモールフォワードとシューティングガードの両ポジションでプレーでき、非常に高確率でシュートを決める。アウトサイドシュートを中心としながらキャリア通算で5割近いFG成功率と、4割を超える3ポイントシュートはかなりの高水準といえる。またフリースローでは毎年ランキング上位に食い込む。
2005-06シーズンには平均20.1得点とスコアラーとしての片鱗を見せたが、移籍後は出場時間を大幅に減らしスタッツ全般に低下が見られている。
脚注
[編集]- ^ “13. Kevin Garnett And Wally Szczerbiak”. bleacherreport.com (2011年1月13日). 2012年3月21日閲覧。
- ^ “Sonics' Allen traded to Celts for Wally, West & Green”. ESPN (2007年6月29日). 2012年3月21日閲覧。
- ^ “Cavs get Wallace from Bulls, Szczerbiak from Sonics”. ESPN (2008年2月22日). 2012年3月21日閲覧。
- ^ “Szczerbiak's dream of playing for hometown Knicks is over”. ニューヨーク・ポスト (2009年11月5日). 2012年3月21日閲覧。
外部リンク
[編集]- ウォーリー・ザービアック公式サイト
- 選手の通算成績と情報 NBA、Basketball-Reference、Eurobasket、RealGM
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