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クロヒョウ2 龍が如く 阿修羅編

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
クロヒョウ2 龍が如く 阿修羅編
対応機種 PlayStation Portable
開発元 セガ第一CS研究開発部(龍が如くスタジオ
シンソフィア
発売元 セガ
人数 1人(通信プレイ時1 - 4人)
メディア UMD
ダウンロード販売
発売日 日本の旗 2012年3月22日[1]
日本の旗 2013年2月21日(廉価版)[2]
対象年齢 CEROD(17才以上対象)
コンテンツアイコン セクシャル、ギャンブル[1]
売上本数 日本の旗 175,666本[3]
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クロヒョウ2 龍が如く 阿修羅編』(クロヒョウツー りゅうがごとく あしゅらへん)は、セガより2012年3月22日に発売されたPlayStation Portable用ゲームソフト。

キャッチコピーは「失った誇りは 戦って取りもどせ!」。

概要

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前作『クロヒョウ 龍が如く新章』から約一年半後の物語で、東京・神室町と『龍が如く2』以来の登場となる大阪・蒼天掘が舞台。

キャスト面では、右京龍也役が高良健吾からドラマ版で同役を演じた斎藤工に変更された(前作のダイジェストシーンも斎藤が担当)他、高知東生要潤大杉漣といった有名俳優陣が主要人物を固める。キャバクラ嬢役にはアイドリング!!!より遠藤舞外岡えりか橘ゆりかがフェイスキャプチャーで出演し、声も本人が担当する。

前作に引き続き、MBSTBS系列深夜枠でテレビドラマ化されている。

龍が如く OF THE END』同様、GREEの『龍が如くモバイル for GREE』と連動している(ただし連動方法は若干異なる)。前作のクリアデータがあると特典が得られるシステムもある。 今作は、完結作の意味も持ちあわせており、今作以降クロヒョウシリーズはリリースされていない

システム

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バトル

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前作の喧嘩バトルを踏襲しながらも、様々なシステムが追加・変更されている。

最大の変更点として、掴んだ敵を任意の方向に投げ飛ばすことができるようになった。単に敵にぶつけるのみならず、オブジェクトにぶつけてダメージを与えたり、相棒や壁にぶつけることでヒートを消費しない強力な攻撃である「ツープラトン攻撃」「ウォールヒート」などを放つことができる。また、戦闘の末に壁などのオブジェクトが破損した場合、そこに投げ落として決着を着けることも可能。

前作からシリーズの特徴であった「スタイル」には「相撲」「パンクラチオン」「軍隊格闘技」などの新スタイルが追加され、引き続き登場したスタイルにもモーションやヒートアクションのマイナーチェンジがなされている。また、「パンチ」「キック」「つかみ」「ヒート」にこれまで習得したスタイルの技を組み合わせて使用できる「我流」というスタイルが登場する。

前作ではスタイルに固有のものだけであった「スキル」もある程度自由に組み替えられるようになり、スタイルの欠点を補ったり長所を伸ばすことが任意で可能になった。

レベルアップのシステムは変わらないが、「パンチ」「キック」などの能力値は道場でお金を払うシステムからレベルアップ時に任意でポイントを割り振る方式に変更された。そのため、道場の機能は「必殺技」の習得の他、前述の「スキル」を習得するものに変更された。なお、ポイントを割り振る際、一定以上のレベルから必要となるポイント数が増加するため、特定の能力値だけを上げ続けるのは効率が悪くなった。

プレイスポット

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前作を踏襲しつつ「麻雀」「パチスロ」「ゴルフ」といった新しいミニゲームが導入されており、特に麻雀は通信を利用した4人対戦が可能。

また、前作から継続して登場したものにも操作系の改変が行われている(カラオケが連打ゲームからリズムゲームになるなど)。

アルバイトも引き続き登場。キャバクラの呼び込みを行う「キャバキャッチ」や、「串カツ屋」「たこ焼き屋」といった大阪ならではのアルバイトが追加されている。

前作ではシナリオの都合上使用出来なかったタクシーが使用可能になり、移動の利便性が向上した。

ストーリー中のコスチュームチェンジが可能で、実在のアパレルブランドの衣類をゲーム内で購入・着用させることができる。

ストーリー

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かつてドラゴンヒートで前人未到の10連勝を成し遂げた「右京龍也」。さらなる強さを追い求めた彼は単身日本を飛び出し、アメリカの地下格闘場で武者修行を続けていた。

新天地のアメリカでも圧倒的な強さとスター性を発揮し続けた龍也。そんな折、日本のボクシングジム会長にボクシングの才能を認められ、プロボクサーとしてデビューするチャンスを手に入れる。

自らの拳で輝かしい将来への第一歩を切り開いたはずの龍也だったが、心は満たされておらず苛立ちを感じていた。頭の整理がつかぬままプロデビューのため帰国の途に就き、誘われるように故郷・神室町に足を向けた。

神室町は変わらずきらびやかで、欲望と権力が渦巻く様を見せていた。そこで龍也は、路地裏でチンピラに絡まれている一人の少年を助ける。少年はドラゴンヒートの若きファイターであった。

ドラゴンヒートの名を聞き、自分の中で忘れかけていたものを思い出す龍也。

そのドラゴンヒートが大阪・蒼天掘の地下格闘団体「阿修羅」の神室町進出により、壊滅の危機に陥る。

龍也は、新たにできた仲間たちのため、そしてかつて自分のすべてを懸けて戦っていたドラゴンヒートを守るため、輝かしい将来を捨て、再びドラゴンヒートのリングに上がる決意をする。

その裏で、神室町全体を巻き込む巨大な野望が動き出していた。

登場人物

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楽曲

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テレビドラマ

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クロヒョウ2 龍が如く 阿修羅編
ジャンル テレビドラマ
脚本 安井国穂
熊本浩武
演出 加門幾生
最知由暁斗
出演者 斎藤工
製作
制作 毎日放送(MBS)
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2012年4月5日 - 6月21日
放送時間木曜 25:25 - 25:55
放送分30分
回数12
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MBS2012年4月5日から、TBSで2012年4月8日から放送された。主演は斎藤工。

キャスト

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ドラゴンヒート

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阿修羅

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その他

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ゲスト

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スタッフ

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  • 原作 - PSP専用ソフト「クロヒョウ2 龍が如く 阿修羅編」
  • 脚本 - 安井国穂、熊本浩武
  • 脚本アシスタント - 藤原健彦
  • 演出 - 加門幾生、最知由暁斗
  • 演出助手 - 植本英之、菊池俊次、三好雄太
  • アクションコーディネーター - 諸鍛冶裕太
  • 肌絵師 - 田中光司
  • 総合制作プロデューサー - 森川一雄
  • 総合制作プロデューサー補 - 佐藤康
  • アシスタントプロデューサー - 高江洲義貴、柳川薫平
  • アソシエイトプロデューサー - 松田愛依子
  • ラインプロデューサー -
  • プロデューサー - 大内孝悦、中山雅弘、深迫康之、船田晃、小俣絵梨、浦井孝行
  • 映像協力 - キングレコード
  • 製作総指揮 - 名越稔洋
  • 制作 - 国際放映
  • 制作協力 - ILCA
  • 企画・製作 - 「クロヒョウ2」製作委員会(清水健、佐々木絵美、吉廣貫一、丸山博雄
  • 著作 - SEGA / MBS

主題歌

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放送リスト

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話数 放送局 放送日 脚本 演出
第一章 MBS 2012年4月5日 安井国穂 加門幾生
TBS 2012年4月8日
第二章 MBS 2012年4月12日
TBS 2012年4月15日
第三章 MBS 2012年4月19日
TBS 2012年4月22日
第四章 MBS 2012年4月26日 熊本浩武 最知由暁斗
TBS 2012年4月29日
第五章 MBS 2012年5月3日
TBS 2012年5月6日
第六章 MBS 2012年5月10日 安井国穂 加門幾生
TBS 2012年5月13日
第七章 MBS 2012年5月17日
TBS 2012年5月20日
第八章 MBS 2012年5月24日 熊本浩武
TBS 2012年5月27日
第九章 MBS 2012年5月31日 最知由暁斗
TBS 2012年6月3日
第十章 MBS 2012年6月7日 加門幾生
TBS 2012年6月17日
最終章 MBS 2012年6月21日 安井国穂
TBS 2012年6月24日
平均視聴率 1.7%[4](視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ)
  • TBS - 6/10 UEFA EURO 2012のため、放送休止。
  • MBS - 6/14 UEFA EURO 2012のため、放送休止。

ネット局

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放送対象地域 放送局 放送期間 放送日時 備考
近畿広域圏 毎日放送(MBS) 2012年4月5日 - 6月21日 木曜 25時25分 - 25時55分
関東広域圏 TBSテレビ(TBS) 2012年4月8日 - 6月24日 日曜 24時50分 - 25時20分
中京広域圏 中部日本放送(CBC) 2012年4月13日 - 7月6日 金曜 26時00分 - 26時30分
毎日放送 木曜25:25枠(木曜深夜ドラマ第2部)
前番組 番組名 次番組
チャンネルメイト
※25:25 - 25:30
Persona4 the ANIMATION
※25:30 - 26:00
アニメ枠は25分繰り下げ】
クロヒョウ2 龍が如く 阿修羅編

脚注

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  1. ^ a b クロヒョウ2 龍が如く 阿修羅編”. プレイステーションオフィシャルサイト. Sony Computer Entertainment Inc.. 2018年9月11日閲覧。
  2. ^ クロヒョウ2 龍が如く 阿修羅編 SEGA THE BEST”. プレイステーションオフィシャルサイト. Sony Computer Entertainment Inc.. 2018年9月11日閲覧。
  3. ^ 『ファミ通ゲーム白書2013 補完データ編(分冊版)』エンターブレイン、2013年。 
  4. ^ 週刊ザテレビジョン2012 No.33』、角川マガジンズ、2012年8月、31頁、2012年8月17日閲覧 

関連項目

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外部リンク

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