ジェール - ショプロン線
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ジェール - ショプロン線 | |
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基本情報 | |
通称 | ラープ線 |
現況 | 営業中 |
国 | ハンガリー |
所在地 | ジェール・モション・ショプロン県 |
起点 | ジェール駅 |
終点 | ショプロン駅 |
駅数 | 17駅 |
路線番号 | 8 |
開業 | 1876年1月2日 |
運営者 | GySEV株式会社 |
路線諸元 | |
路線距離 | 84.3 km |
軌間 | 1435 mm (標準軌) |
電化区間 | 全区間 |
電化方式 |
25 kV / 50 Hz (交流) 架空電車線方式 |
最大勾配 | 7.1 ‰ |
最高速度 | 120 km/h |
ジェール - ショプロン線(ハンガリー語: Győr–Sopron-vasútvonal)は、ハンガリー国鉄の鉄道線の名称である。路線番号は8。
停車場・施設・接続路線 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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歴史
[編集]→「ジェール・ショプロン・エーベンフルト鉄道」および「ショプロン - エーベンフルト線」も参照
フォン・エアランガー男爵 (Viktor Alexander von Erlanger, 1840~1894) はフランツ・ヨーゼフ1世にジェール - ノイフェルト・アン・デア・ライター区間の鉄道敷設権を丁寧に要請した。1872年10月15日鉄道建設が最終的に許可されて、鉄道建設は1875年から始まった。しかし財政的な難点のため工事はゆっくり進行され、エアランガーは1875年2月にブダペストで会社を株式会社に転換した。グスタフ・ベルガーの監督で軌道はより早く建設され、1876年1月2日ジェール - ショプロン区間が開通できた。1879年10月この路線はエーベンフルトまで延伸された。鉄道運営権は90年間有効なこととなって、許可期間は続いて延長されていた[1]。
第二次世界大戦の終戦後ハンガリーに社会主義政権が樹立されたが、運営機関であるGySEV株式会社は民間企業として残った。1959年から貨物の輸送量が増加して、1970年代からこの路線にもディーゼル機関車が走行している。1987年5月31日に電気エネルギー供給設備がこの路線に設置された[2]。
運行形態
[編集]特急「インターシティ(IC)」
[編集]下記2つの系統に分かれる。
- ブダペスト - ジェール - ショプロン
- 2時間に1本の運行。ジェール以東は1号線に直通する。ショプロンで、オーストリア国鉄524号線のヴィーナー・ノイシュタト方面と接続する。
- 2022,23年度は、日曜日限定で東行1本のみ、快速(IR)の種別で運行していた。
- ブダペスト - ジェール - チョルナ - ソンバトヘイ
普通
[編集]- ザラエゲルセグ → チョルナ → ジェール 【夏季を除く休日運行】
- 片道一日1本の運行。チョルナ以西は16号線から直通する。停車駅は特急と同じ。
- 2019年末に運行を開始した。
- フェルテー・ターイ・ヴォナト号: ノイジードル・アム・ゼー - フェルテーセントミクローシュ - ショプロン 【春・夏の土曜・休日運行】
- 季節限定で、一日2往復の運行。セントミクローシュ以東は9号線に直通する。フェルテーボズを通過する。
- 2024年度に運行を開始した。
- ジェール - ショプロン
- 2時間に1本の運行。午後以降は本数が増え、1-2時間に1本の運行となる。なお、ピンニェ、フェルテーボズは、約半数が停車する。
駅一覧
[編集]以下では、ハンガリー国鉄8号線の駅と営業キロ、停車列車、接続路線などを一覧表で示す。
- 種別
- IC:特急
- Sz:普通
- 停車駅
- ■印:全列車停車
- ●印:一部通過
- ○印:一部停車
- |印:全列車通過
路線名 | 駅名 | 駅間営業キロ | 累計営業キロ | IC | Sz | 接続路線 | 所在地 | |
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8 | ジェール駅 | - | 0.0 | ■ | ■ | ジェール・モション・ショプロン県 | ジェール郡 | |
イクレーニ駅 | 9.0 | 9.0 | | | ● | ||||
ラーバパトナ駅 | 4.6 | 13.6 | | | ● | ||||
エネセ駅 | 3.0 | 16.6 | | | ● | ||||
コーニ駅 | 5.5 | 22.1 | | | ● | チョルナ郡 | |||
バージョグソヴァート駅(休止中) | (24.1) | | | | | |||||
デル駅(休止中) | (28.2) | | | | | |||||
チョルナ駅 | 8.5 | 30.6 | ■ | ■ | 14号線(パーパ方面)、16号線(ソンバトヘイ方面) | |||
ファラード駅 | 4.1 | 34.7 | | | ■ | ||||
ラーバタマーシ駅 | 2.3 | 37.0 | | | ■ | ||||
サールフェルド駅 | 3.2 | 40.2 | | | ■ | カプヴァール郡 | |||
ヴェスケーニ駅 | 1.8 | 42.0 | | | ● | ||||
カプヴァール駅 | 3.9 | 45.9 | ■ | ■ | ||||
ヴィトニェード・チェルマヨル駅 | 4.6 | 50.5 | | | ● | ||||
ペテーハーザ駅 | 7.5 | 58.0 | | | ■ | ショプロン郡 | |||
フェルテーセントミクローシュ駅 | 2.3 | 60.3 | ■ | ■ | 9号線(ウィーン方面) | |||
ピンニェ駅 | 6.8 | 67.1 | | | ● | ||||
フェルテーボズ駅 | 6.6 | 73.7 | | | ● | ||||
ヴァルフフュルデー駅(休止中) | (77.2) | | | | | |||||
ショプロン駅 | 10.5 | 84.2 | ■ | ■ |
15号線(セントゴトハールド方面) |
参考文献
[編集]- Raab-Ödenburg-Ebenfurther Eisenbahn. In: Viktor von Röll (Hrsg.): Enzyklopädie des Eisenbahnwesens. 2. Auflage. Band 8: Personentunnel–Schynige Platte-Bahn. Urban & Schwarzenberg, Berlin/Wien 1917, S. 151. (ドイツ語)
- Hans Sternhart: Die GySEV. Geschichte und Fuhrpark der Györ-Sopron-Ebenfurter-Eisenbahn (= Internationales Archiv für Lokomotivgeschichte. 6, ZDB-ID 256348-4). Slezak, Wien 1966. (ドイツ語)
- Ludwig Zwickl: GySEV – die Raaberbahn. Brücke zwischen Ost und West. Betriebsgeschichte der österreichischen Linien (= Bahnmedien.at. 8). bahnmedien.at, Wien 2011, ISBN 978-3-9502648-5-2. (ドイツ語)
- Raaberbahn: Anhänge 1–8 der Schienennetz-Nutzungsbedingungen Raab–Oedenburg–Ebenfurter Eisenbahn AG für das Fahrplanjahr 2018 (10.12.2017 – 08.12.2018). (2018年1月27日閲覧)(ドイツ語)
脚注・出典
[編集]- ^ Manfred Wehdorn (Hrsg.): Baudenkmäler der Technik und Industrie in Österreich. Band 1: Manfred Wehdorn, Ute Georgeacopol-Winischhofer: Wien, Niederösterreich, Burgenland. Böhlau, Wien u. a. 1984, ISBN 3-205-07202-2, S. 294.
- ^ KFV (Hrsg.): Sicherheitsinspektionen bei Eisenbahnkreuzungen entlang der grenzüberschreitenden Bahnlinien im Burgenland und in Westungarn. SiEBaBWe. Kompendium. Kuratorium für Verkehrssicherheit, Wien 2014, ISBN 978-3-7070-0120-4, S. 19.
- ^ 2015-2016. évi vasúti menetrend
外部リンク
[編集]- 路線経路、主要施設、許容速度: OpenRailwayMap