バスティオン-03
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バスティオン-03。シャーシはKrAZ-63221を使用。 | |
基礎データ | |
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全長 | 9.20 m |
全幅 | 2.72 m |
全高 | 3.09 m |
重量 | 21.6t |
装甲・武装 | |
装甲 | 不明 |
主武装 | 220mm ロケット弾16発 |
機動力 | |
速度 | 85 km/h |
エンジン |
不明 |
バスティオンー03(ウクライナ語: Бастіон-03)はウクライナの多連装ロケット砲システムである。
概要
[編集]ソ連/ロシア製のBM-27をウクライナ製コンポーネントに置き換えたのがバスティオンー03で、2010年に採用されたがメーカーが破綻し、開発は停滞した。
これを打開すべくシュペティフスキー修理工場が手掛けたのがブレーヴイで、シャーシをチェコ製タトラ815-7トラックに換え、戦場での情報交換システムを含むデジタル射撃統制システムにして、目標発見から発射までの時間を短縮している。
本格的な生産に入る直前にウクライナ侵攻を受け、2022年6月にハルキウ方面で実戦投入されたのが確認されている。
参考文献
[編集]鮎川置太郎、後藤仁、毒島刀也、宮永忠将、伊藤学「世界の戦車パーフェクトBOOK 決定版 」P262