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モウセンゴケ科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
モウセンゴケ科
モウセンゴケの捕虫葉
分類
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
: ナデシコ目 Caryophyllales
: モウセンゴケ科 Droseraceae
学名
Droseraceae
Salisb. (1808)

モウセンゴケ科 (モウセンゴケか、Droseraceae) はナデシコ目の一つ。すべて食虫植物である。3200弱が所属するうち、ムジナモ属とハエトリグサ属は1種からなり、大部分はモウセンゴケ属に数えられる。日本には2属7種が産する。牧野 (1940)イシモチソウから取っていしもちさう科としている[1]

特徴・分類

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いずれも捕虫葉を持つ。モウセンゴケ属は腺毛で、ムジナモとハエトリグサは挟み罠で昆虫などを捕らえる。

新エングラー体系ではサラセニア目クロンキスト体系ではウツボカズラ目APG分類体系ではナデシコ目に所属している。クロンキスト体系以前は、イベリア半島モロッコに分布するドロソフィルム属が、20世紀初頭まではアフリカに分布するロリドゥラ属が本科に含まれていた。

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分布

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脚注

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  1. ^ 牧野, 富太郎牧野日本植物圖鑑』北隆館、1940年http://www.hokuryukan-ns.co.jp/makino/index.php?no1=H1 

関連項目

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外部リンク

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