ロッキー山紅斑熱
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ロッキー山紅斑熱(ロッキーさんこうはんねつ、Rocky Mountain spotted fever)とはRickettsia richettsiiを原因とするヒトのリケッチア感染症の一種。同義語として斑点熱、ダニ熱、ダニチフスなどがある。
特徴
[編集]最初にアメリカ合衆国のロッキー山脈周辺で見つかった症状のためこの名称であるが、北米の広域で症例が見られる。アメリカ合衆国では最もよく見られるリケッチア感染症である。潜伏期間は3〜12日で、発症すると皮膚に赤い発疹が生じる
カクマダニ、チマダニなどのマダニによって媒介され、齧歯類、鳥類、兎、羊などで感染環が成立する。マダニの活動期である春から夏にかけて発生しやすい。
治療には感受性のある抗生物質が用いられる。
ダニ熱としてロッキー山紅斑熱の登場する作品
[編集]出典
[編集]- ロッキー山紅斑熱 厚生労働省
関連項目
[編集]参考文献
[編集]- 獣医学大辞典編集委員会編集 『明解獣医学辞典』 チクサン出版 1991年 ISBN 4885006104
外部リンク
[編集]- 感染症の話 日本紅斑熱 国立感染症研究所感染症情報センター 2002年第25週号(2002年6月17日~6月23日)]