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京成稲毛駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
京成稲毛駅
駅舎西側(2016年3月)
けいせいいなげ
Keisei-Inage
KS54 検見川 (2.8 km)
(1.8 km) みどり台 KS56
地図
所在地 千葉市稲毛区稲毛三丁目1番17号
北緯35度38分16秒 東経140度5分7.83秒 / 北緯35.63778度 東経140.0855083度 / 35.63778; 140.0855083座標: 北緯35度38分16秒 東経140度5分7.83秒 / 北緯35.63778度 東経140.0855083度 / 35.63778; 140.0855083
駅番号 KS55
所属事業者 京成電鉄
所属路線 千葉線
キロ程 8.1 km(京成津田沼起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
7,287人/日
-2023年-
開業年月日 1921年大正10年)7月17日
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京成稲毛駅
配線図

検見川駅

1 2


STRg STRf
eABZgl eABZg+r
PSTR(R) PSTR(L)
PSTR(R) PSTR(L)
STRg STRf

みどり台駅

駅舎東側(2007年8月)
稲毛浅間神社

京成稲毛駅(けいせいいなげえき)は、千葉県千葉市稲毛区稲毛三丁目にある、京成電鉄千葉線である。駅番号KS55

歴史

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駅構造

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相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、ホーム有効長は6両編成に対応する。各ホーム間は構内踏切で連絡しており、2番線ホーム側にも改札口(以前は臨時改札口)がある。1番線ホームの中央に男女別の水洗式トイレが設置されており、多機能トイレを併設している。

以前は上野寄りに下り線から上り方面に出発する分岐器が設けられていた。駅長配置駅である。

のりば

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京成千葉線は、京成本線京成船橋京成上野方面)、新京成線松戸方面)および京成千原線ちはら台方面)との直通運転も一部実施している。駅ホームの案内標には、京成千葉線との直通運転の設定がない「成田空港」も行先として表記されている。成田空港方面(京成本線)には京成津田沼駅にて乗換が必要となる。

番線 路線 方向 行先
1 KS 千葉線 上り 京成津田沼京成船橋日暮里京成上野 成田空港SL 新京成線方面
2 下り 京成千葉ちはら台方面

利用状況

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2023年度の一日平均乗降人員は7,287人[京成 1]で、京成線内69駅中第43位であった。

近年の一日平均乗車人員推移は下表の通り。

年度 一日平均
乗降人員
一日平均
乗車人員
2003年(平成15年) 6,317 [# 1]3,117
2004年(平成16年) 5,987 [# 1]3,054
2005年(平成17年) 5,923 [# 1]3,021
2006年(平成18年) 6,056 [# 1]3,086
2007年(平成19年) 6,162 [# 1]3,147
2008年(平成20年) 6,190 [# 2]3,162
2009年(平成21年) 6,247 [# 2]3,188
2010年(平成22年) 6,230 [# 2]3,179
2011年(平成23年) 6,097 [# 2]3,114
2012年(平成24年) 6,214 [* 1]3,170
2013年(平成25年) 6,434 [# 3]3,282
2014年(平成26年) [京成 2]6,480 3,312
2015年(平成27年) [京成 3]6,769 3,460
2016年(平成28年) [京成 4]6,913 3,524
2017年(平成29年) [京成 5]6,998 [京成 5]3,576
2018年(平成30年) [京成 6]7,064 [京成 6]3,613
2019年(令和元年) [京成 7]7,136 [京成 7]3,651
2020年(令和02年) [京成 8]5,822 [京成 8]2,974
2021年(令和03年) [京成 9]6,429 [京成 9]3,285
2022年(令和04年) [京成 1]6,846 [京成 1]3,509
2023年(令和05年) 7,287 3,729

駅周辺

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旧神谷伝兵衛稲毛別荘

神谷傳兵衛愛新覚羅溥傑の時代には国道14号千葉街道)付近に海岸線があり、海水浴潮干狩りの客で賑わうリゾート地となっていた。稲毛浅間神社の周辺に広がる松林の中には別荘旅館「海気館」もあり、海気館には多くの文人墨客が小説執筆や静養のため訪れるなど、文人に愛された地として古くから栄え[1]、駅周辺の高台は別荘地として開発された経緯から高級住宅街となっている[2]

駅前には千葉県道134号稲毛停車場稲毛海岸線が通り、駅西側には国道14号(千葉街道)、国道357号東京湾岸道路)、駅北側には東関東自動車道が通る。国道14号(千葉街道)を越えた先からは美浜区に入り、大規模な住宅団地埋立地が広がる。保養所等も今はなく、埋立前の海岸線は稲毛浅間神社や松林が昔の面影を残している[3]。特に「稲毛の松林(市指定天然記念物)」は稲毛浅間神社の創建以来、次第に形成されてきた松林で、かつてはすぐ近くまで波が打ち寄せた眼望絶景の地であった。浅間神社境内を含めた丘上一帯が名勝地となっており、その一部が市の公園(稲毛公園)として開放されている[4]

JR総武本線稲毛駅までは約650メートル(徒歩約8分程度)、JR京葉線稲毛海岸駅までは約1.5キロメートル(徒歩約20分程度)の場所に位置する。

西側

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千葉県千葉西警察署
東京歯科大学千葉歯科医療センター
千葉トヨペット本社(国の登録有形文化財)

東側

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  • 千葉西警察署 稲毛駅前交番
  • 稲毛駅前郵便局
  • 千葉銀行 稲毛支店
  • 千葉信用金庫 稲毛支店
  • ワイズマート 稲毛店
  • 在宅支援総合ケアーサービス 本社
  • 千葉セラミック工業 本社工場
  • 日産レンタカー稲毛西口駅前店

バス路線

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駅周辺には、駅最寄りの「京成稲毛駅」バス停と駅から離れた高台にある「京成稲毛駅入口」バス停(所在地は稲丘町)がある。

かつては京成バスの市街線(現在のちばシティバス作草部線、休止中)・宮野木線京成団地線などが当駅を起終点としていたが、その後、当地のバス路線中心駅はJR稲毛駅となり、作草部線が2010年3月15日より運行休止となったのを最後に、当駅を起終点とする路線バスはなくなった。京成バス市街線は、千葉都市モノレール開通以前は運転本数も多く、京成バスを代表する主要幹線の一つであった。

京成稲毛駅

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系統名 経由地 行先 運行会社 備考
プラウドシティ線 稲52 稲毛駅 ちばシティバス
稲53 プラウドシティ・イースト 稲毛海岸駅
稲55 ルネグランマークス

京成稲毛駅入口

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系統名 経由地 行先 運行会社
高浜線 東京歯科大正門 稲毛海岸駅 千葉海浜交通
こじま公園
こじま公園・稲毛海岸駅 海浜公園入口
磯辺高校
高洲線 高洲第二・稲毛高校・高浜車庫 稲毛海浜公園プール
高洲第二・稲毛高校 高浜車庫
高洲一丁目・運輸支局入口・稲毛高校 稲毛海岸駅
高洲東線 高洲一丁目・運輸支局入口・稲毛海岸駅・千葉西高校 海浜病院
マリンスタジアム線 稲毛海岸駅・高洲二中・検見川浜駅・海浜幕張駅 ZOZOマリンスタジアム
アクアリンク線 稲毛海岸駅・稲毛高校・高浜車庫 アクアリンクちば
幕張メッセ中央線[稲91](ちばシティバス) プラウドシティウエスト・千葉西警察署・イオン幕張店・海浜幕張駅・幕張メッセ中央・イオンモール幕張新都心 幕張豊砂駅 千葉海浜交通・ちばシティバス
稲57 プラウドシティ・イースト 稲毛海岸駅 ちばシティバス
稲61 幸町団地・千葉興銀本店・千葉みなと駅 千葉駅西口
稲62 幸町団地 ガーデンタウン
稲65 幸町中央
稲66(ちばシティバス)・1-11(あすか交通) 幸町団地・幸町公民館・幸町中央 稲毛駅(循環) ちばシティバス・あすか交通
1-21 幸町団地・8街区入口・幸町中央 あすか交通
稲毛駅 千葉海浜交通・ちばシティバス

隣の駅

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京成電鉄
KS 千葉線
検見川駅 (KS54) - 京成稲毛駅 (KS55) - みどり台駅 (KS56)

脚注

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出典

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  1. ^ 千葉市. “文人に愛された別荘地「稲毛」”. 千葉市. 2019年1月16日閲覧。
  2. ^ 船橋・津田沼・幕張-検見川・稲毛・千葉エリア(あの街写真館2)- 住友不動産販売|あの街レポート”. www.stepon.co.jp. 2020年1月14日閲覧。
  3. ^ 稲毛の歴史 - 千葉市
  4. ^ 千葉市. “稲毛の松林(市指定名勝)”. 千葉市. 2019年2月20日閲覧。

利用状況

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京成電鉄の1日平均利用客数
  1. ^ a b c 京成電鉄株式会社. “駅別乗降人員(2022年度1日平均)” (pdf). 2023年7月8日閲覧。
  2. ^ 京成電鉄株式会社. “駅別乗降人員(平成26年度1日平均)” (pdf). 2016年4月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月8日閲覧。
  3. ^ 京成電鉄株式会社. “駅別乗降人員(平成27年度1日平均)” (pdf). 2016年10月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月8日閲覧。
  4. ^ 京成電鉄株式会社. “駅別乗降人員(平成28年度1日平均)”. 2018年2月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月8日閲覧。
  5. ^ a b 京成電鉄株式会社. “駅別乗降人員(2017年度1日平均)” (pdf). 2020年6月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月8日閲覧。
  6. ^ a b 京成電鉄株式会社. “駅別乗降人員(2018年度1日平均)” (pdf). 2020年6月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月8日閲覧。
  7. ^ a b 京成電鉄株式会社. “駅別乗降人員(2019年度1日平均)” (pdf). 2020年6月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月8日閲覧。
  8. ^ a b 京成電鉄株式会社. “駅別乗降人員(2020年度1日平均)” (pdf). 2023年4月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月8日閲覧。
  9. ^ a b 京成電鉄株式会社. “駅別乗降人員(2021年度)” (PDF) (JP). 2022年5月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月8日閲覧。
千葉県統計年鑑
千葉市統計書

関連項目

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外部リンク

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