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前川玲子

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前川 玲子(まえかわ れいこ、1952年 - )は、日本のアメリカ文学者、京都大学名誉教授[1]

略歴

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1952年、兵庫県生まれ[2]。1975年、立教大学文学部英米文学科卒業[3][4]横浜市立浜中学校教諭となる[4]。1985年にアメリカ合衆国にあるケース・ウェスタン・リザーブ大学大学院の博士課程を修了し[2]、「F. O. Matthiessen: After American Renaissance」でPh.D.を取得した[5]。1986年より愛知県立女子短期大学講師、1989年に愛知県立大学助教授[2]、1991年京都大学教養部助教授。1992年京都大学総合人間学部助教授[2]、2006年京都大学大学院人間・環境学研究科教授。2003年から2005年にかけて日本アメリカ学会(現:アメリカ学会)の評議員[4]、2007年から2009年にかけて(2007年度および2008年度)日本英文学会の評議員[6][7][8]、2008年から2013年にかけてアメリカ学会の理事、監事を務めた[9][10][11]。2017年に京都大学を定年退職[12]。同年、京都大学より名誉教授の称号を受ける。

著書

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以下は共編著

訳書

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出典

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  1. ^ a b 単行本>アメリカン・ルネサンスの現在形”. 松柏社. 2020年12月2日閲覧。
  2. ^ a b c d e 書籍紹介ページ>アメリカ知識人とラディカル・ビジョンの崩壊”. 京都大学学術出版会. 2020年12月2日閲覧。
  3. ^ 前川玲子「「オールドミス」たちのアメリカ : James,Anderson,Capoteを中心に」『英米文学』第64巻、立教大学文学部英米文学科、2004年3月10日、59-77頁、doi:10.14992/00007083ISSN 0387-6764NAID 1100009407962020年12月2日閲覧 
  4. ^ a b c 前川 玲子 (Reiko Maekawa) - マイポータル”. researchmap. 科学技術振興機構. 2020年12月2日閲覧。
  5. ^ American Studies and the Radical Tradition: From the 1930s to the 1960s” (英語). Cambridge Core. Cambridge University Press (2009年7月30日). 2020年12月2日閲覧。
  6. ^ 2007年度 役員一覧”. 日本英文学会. 2020年12月2日閲覧。
  7. ^ 2008年度 役員一覧”. 日本英文学会. 2020年12月2日閲覧。
  8. ^ 2008年度 役員一覧(6月14日~)”. 日本英文学会. 2020年12月2日閲覧。
  9. ^ アメリカ学会役員一覧(2008~2010年)”. アメリカ学会. 2020年12月2日閲覧。
  10. ^ アメリカ学会役員一覧(2010~2012年)”. アメリカ学会. 2020年12月2日閲覧。
  11. ^ アメリカ学会役員一覧(2012~2013年)”. アメリカ学会. 2020年12月2日閲覧。
  12. ^ 前川玲子「新・魔女たちへのバラードに寄せて」『京都大学総合人間学部広報』第58号、京都大学総合人間学部、2017年3月、10-11頁、2020年12月3日閲覧 
  13. ^ 福士久夫「書評 前川玲子著『アメリカ知識人とラディカル・ビジョンの崩壊』」『アメリカ文学研究』第41巻、日本アメリカ文学会、2005年2月25日、151-156頁、doi:10.20687/japanesealsj.41.0_Toc1ISSN 0385-6100NAID 40006674469 
  14. ^ 野村達朗<書評>前川玲子著『アメリカ知識人とラディカル・ビジョンの崩壊』」『人環フォーラム]』第16号、京都大学大学院人間・環境学研究科、2005年3月31日、60頁、ISSN 1342-36222020年12月3日閲覧 
  15. ^ reviews>前川玲子『アメリカ知識人とラディカル・ヴィジョンの崩壊』(京都大学出版会、2003年)”. EndouYasuoWebsite (2008年8月5日). 2020年12月2日閲覧。
  16. ^ 亡命知識人たちのアメリカ”. 世界思想社. 世界思想社教学社. 2020年12月2日閲覧。
  17. ^ アメリカ文化の原点と伝統”. 彩流社. 2020年12月3日閲覧。
  18. ^ アメリカ文化の原点と伝統>作品一覧”. honto. 大日本印刷. 2020年12月3日閲覧。
  19. ^ Philanthropy and Cultural Context: Western Philanthropy in South, East, and Southeast Asia in the 20th Century”. Googleブックス. Google. 2020年12月3日閲覧。
  20. ^ 礒山麻衣「アメリカ広報外交における財団・政府・助成先の関係 ―ヘゲモニー論とソフトパワー論をこえて―」『東京大学大学院情報学環紀要 情報学研究』第99号、東京大学大学院情報学環、2020年10月30日、14頁、ISSN 1880-697X2020年12月3日閲覧 
  21. ^ 冷戦とアメリカ文学”. 世界思想社. 世界思想社教学社. 2020年12月3日閲覧。
  22. ^ 帝国と市民 苦悩するアメリカ民主政>作品一覧”. honto. 大日本印刷. 2020年12月4日閲覧。
  23. ^ The Voluntary and Non-Profit Sector in Japan” (英語). Taylor & Francis Group. 2020年12月4日閲覧。
  24. ^ 事典 現代のアメリカ CD-ROM付”. 大修館書店. 2020年12月4日閲覧。
  25. ^ 事典 現代のアメリカ 執筆者一覧”. 大修館書店. 2020年12月4日閲覧。
  26. ^ アメリカの文明と自画像”. ミネルヴァ書房. 2020年12月4日閲覧。
  27. ^ アメリカ民主主義の過去と現在”. ミネルヴァ書房. 2020年12月3日閲覧。
  28. ^ アメリカ民主主義の過去と現在 歴史からの問い>作品一覧”. honto. 大日本印刷. 2020年12月3日閲覧。

外部リンク

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