春なのに
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「春なのに」 | ||||
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柏原芳恵 の シングル | ||||
初出アルバム『春なのに』 | ||||
B面 | 渚便り | |||
リリース | ||||
規格 | レコード | |||
録音 | 1982年 | |||
ジャンル | フォーク、バラード、歌謡曲 | |||
レーベル | フィリップス・レコード | |||
作詞・作曲 | 中島みゆき(作詞・作曲) | |||
ゴールドディスク | ||||
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チャート最高順位 | ||||
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柏原芳恵 シングル 年表 | ||||
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「春なのに」(はるなのに)は、1983年1月11日に発売された柏原芳恵の12枚目のシングル。
概要
[編集]本楽曲は、シンガーソングライターの中島みゆきが作詞・作曲を手掛けた。また、その後も中島は柏原に楽曲を提供している。
オリコンチャートでは最高位6位まで上昇。33.4万枚を売り上げ、柏原にとって「ハロー・グッバイ」に次ぐ大ヒットシングルとなった。公称シングル売上は61万枚を記録[2]。TBS系『ザ・ベストテン』での最高位は2位で9週ランクイン。また、同曲で『紅白歌合戦』へ初出場を果たした。
現在も卒業ソングの定番としてよく知られる楽曲であり[3]、柏原は自著『恋人模様』で「芳恵が選んだシングルA面曲ベスト5」の1位にこの曲を挙げた[4]。
1983年2月10日に発売されたこの曲を含む同名タイトルのアルバムは、オリコンチャート最高位4位、公称アルバム売上は32万枚であった。
B面曲の「渚便り」は中島のカバー楽曲で、オリジナルは中島のアルバム『私の声が聞こえますか』(1976年)に収録されている。
収録曲
[編集]- 春なのに (3分24秒)
- 渚便り (3分25秒)
セルフカバー・カバー
[編集]- 中島みゆき - 1989年のアルバム『回帰熱』収録。
- マニ★ラバ - 2004年のアルバム『青い想ひ出』収録。ロック色の強いアレンジになっている。
- 南かなこ - 2008年のアルバム『かなこの2枚目のアルバム』収録。
- SHOWTA. - 2008年のシングル『春なのに』収録。
- SHOWTA. - 2008年のアルバム『EVE』収録。
- お中元 - 2011年のシングル『春の行人』カップリング。
- fumika - 2013年のアルバム『POP SISTER』収録。
- 岩崎良美 - 2013年のカバーアルバム『The Reborn Songs ~シクラメン~』収録。
- 中孝介 - 2013年のカバーアルバム『ベストカバーズ~もっと日本。~』収録。
- 徳永英明 - 2014年のシングル『さよならの向う側/春なのに』カップリング。
- 徳永英明 - 2015年のカバーアルバム『VOCALIST 6』収録。
- 宮本浩次 (エレファントカシマシ) ‐ 2021年のアルバム『縦横無尽』収録。
その他
[編集]- 刑事ドラマ『太陽にほえろ!』第639話「春なのに…」は同曲をモチーフにした作品で、劇中でも2番が流れた。
- 今上天皇の好きな曲としても知られている(この曲がきっかけで当時親王(皇孫)だった天皇は柏原のコンサートへ行き、コンサート後に柏原と初対面した)。
参考文献
[編集]- 『1971⇒1989アイドル・シングル大全集』
脚注
[編集]- ^ a b c d e f オリコンランキング情報サービス「you大樹」
- ^ 柏原芳恵『恋人模様―Lovely eighteen』(ボム!アイドル ブックス)、1984年、学習研究社、205頁。ISBN 4-05-100800-2。
- ^ “卒業式の思い出が蘇る!懐かしの歌謡曲卒業ソング10選”. うたびと(チャンネル銀河) (2023年3月9日). 2023年3月10日閲覧。
- ^ 柏原芳恵『恋人模様―Lovely eighteen』178頁。