杉田健
広島東洋カープ #120 | |
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基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 静岡県三島市 |
生年月日 | 2001年8月28日(23歳) |
身長 体重 |
189 cm 82 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2023年 育成選手ドラフト1位 |
年俸 | 350万円(2025年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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杉田 健(すぎた たける、2001年8月28日 - )は、静岡県三島市出身[2]のプロ野球選手(投手・育成選手)。右投右打。広島東洋カープ所属。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]三島市立佐野小学校で1年生の時に三島ノースタイガースで野球を始める[2]。三島市立北上中学校在学時は硬式野球のクラブチームである三島シニアでプレーしていた[2]。
日本大学三島高等学校に進学し、2年春からベンチ入り。3年春からエースを務めた[2]。高校時代は甲子園大会への出場はなく、3年夏は静岡大会初戦で藤枝北に敗れた[3]。
高校卒業後は日本大学国際関係学部へ進学。右肘の疲労骨折などもあり3年間は登板がなく、4年春にリーグ戦初登板した[2]。同年秋のリーグ戦では5試合に先発登板して5勝、防御率0.26を記録し、優勝に貢献。最優秀投手賞、最優秀防御率の二冠に輝いた[4]。
2023年10月26日に開催されたドラフト会議にて、広島東洋カープから育成1位指名を受けた[5]。11月13日に支度金290万円、年俸300万円で仮契約した(金額は推定)[6]。背番号は120[7]。
広島時代
[編集]2024年はオープン戦の登板機会を与えられ、3月19日の対埼玉西武ライオンズ戦では、中村剛也に失投を捉えられ決勝本塁打を喫した[8]。オープン戦通算成績は4登板(4投球回)、防御率4.50、自責点2[9]。開幕後はウエスタン・リーグに18登板し2勝5敗、防御率3.12の成績を収めた[10]。7月のフレッシュオールスター戦には、チーム事情で辞退した河野佳の代替選手として出場した[11]。
選手としての特徴・人物
[編集]長身を生かした角度のある速球(最速152km/h)とスライダー、カットボールなどが武器の右腕[12][13]。
アイドルグループ「乃木坂46」の大ファン。大学入学後、友人の影響でファンになったと言い、静岡から夜行バスを利用し20回ほどライブに行ったという。「推しメン」は岩本蓮加。入寮時には岩本のタオルなど乃木坂46のグッズを持ち込んだ[14]。なお、試合で使用するグラブには、岩本が初のセンターを務めた楽曲「トキトキメキメキ」の文字が刺繍されている[15]。
詳細情報
[編集]背番号
[編集]- 120(2024年 - )
脚注
[編集]- ^ 「広島 - 契約更改 - プロ野球」『日刊スポーツ』。2024年11月7日閲覧。
- ^ a b c d e “日大国際関係学部の杉田健が3イニングを完全投球 裏かく投球で打者ほんろう【東海地区大学野球静岡学生リーグ】”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ (2023年10月7日). 2023年12月18日閲覧。
- ^ “藤枝北が番狂わせ!山田完投で日大三島を撃破/静岡 - 高校野球夏の地方大会”. 日刊スポーツ (2019年7月15日). 2023年12月18日閲覧。
- ^ 前田和哉 (2023年10月11日). “日大国際関係のエース杉田健は2冠達成「この秋しかないと」プロ入りへ猛アピール 静岡学生野球”. 日刊スポーツ. 2023年12月18日閲覧。
- ^ 前田和哉 (2023年10月26日). “【ドラフト】日大国際関係・杉田健は広島育成1位「ここからはい上がりたい」”. 日刊スポーツ. 2023年12月18日閲覧。
- ^ “【広島】育成1位の杉田健が仮契約1号、松本スカウト「森下暢仁の背が高いバージョン」”. スポーツ報知 (2023年11月13日). 2023年12月18日閲覧。
- ^ “広島 新人選手入団会見 県内大学 杉田投手・佐藤選手が抱負”. NHK NEWS WEB (2023年12月13日). 2023年12月18日閲覧。
- ^ 「「あの場面で打たれてよかった」カープ・杉田健がプロの厳しさを痛感した、オープン戦での “失投”」『ATHLETE MAGAZINE』2024年6月22日。2024年10月21日閲覧。
- ^ “2024年度 広島東洋カープ 広島東洋カープ 個人投手成績(オープン戦)”. 日本野球機構. 2024年10月22日閲覧。
- ^ “2024年度 広島東洋カープ 広島東洋カープ 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)”. 日本野球機構. 2024年10月22日閲覧。
- ^ 「フレッシュオールスター 河野佳が出場辞退 育成の杉田健が代替出場」『中国新聞デジタル』2024年7月18日。2024年10月21日閲覧。
- ^ “【ドラフト】広島育成・日大国際の杉田健投手は1位、静岡大の佐藤啓介内野手は2位”. スポーツ報知 (2023年10月27日). 2024年2月27日閲覧。
- ^ “日本大国際関係学部 杉田健投手(日大三島高出) 広島に育成1位指名【超速報!プロ野球ドラフト会議2023】 (1ページ)”. SBS NEWS (2023年10月26日). 2024年2月27日閲覧。
- ^ “広島育成1位・杉田 推しメン「乃木坂46」岩本蓮加グッズ持参で入寮「モチベーションを高く維持できる」”. スポニチ Sponichi Annex (2024年1月8日). 2024年1月8日閲覧。
- ^ “大学3年まで登板ゼロも…“無名右腕”の評価が上昇中のワケ 首脳陣が驚く「120」の資質”. Full-Count (2024年2月26日). 2024年2月27日閲覧。