汀州
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汀州(ていしゅう)は、中国にかつて存在した州。唐代から元初にかけて、現在の福建省西部に設置された。
概要
[編集]736年(開元24年)、唐により福州と撫州の山洞を開いて汀州が置かれた。742年(天宝元年)、汀州は臨汀郡と改称された。758年(乾元元年)、臨汀郡は汀州の称にもどされた。汀州は江南東道に属し、長汀・竜巌・寧化の3県を管轄した[1]。
北宋のとき、汀州は福建路に属し、長汀・寧化・上杭・武平・清流の5県を管轄した。南宋のとき、蓮城県が加増された[2]。
1278年(至元15年)、元により汀州は汀州路と改められた。汀州路は江浙等処行中書省に属し、録事司と長汀・寧化・上杭・武平・清流・蓮城の6県を管轄した[3]。
1368年(洪武元年)、明により汀州路は汀州府と改められた。汀州府は福建省に属し、長汀・寧化・上杭・武平・清流・蓮城・帰化・永定の8県を管轄した[4]。
清のとき、汀州府は福建省に属し、長汀・寧化・上杭・武平・清流・蓮城・帰化・永定の8県を管轄した[5]。