コンテンツにスキップ

鈴木静夫 (フィリピン政治史学者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

鈴木静夫(すずき しずお、1932年-2003年 )は、日本のジャーナリストフィリピン政治史学者。

人物・来歴

[編集]

静岡県生まれ。1957年南山大学文学部卒、58年名古屋大学経済学部中退、毎日新聞社入社、バンコク特派員、外信部副部長、1979年京都大学東南アジア研究センター助手、助教授、1987年静岡県立大学国際関係学部教授、97年米国ミシシッピー州立大学客員教授。98年『物語フィリピンの歴史』で山本七平賞・推薦賞受賞。フィリピン現代政治史専攻[1]

著書

[編集]
  • 『愛憎 変革の東南ア 特派員の目』毎日新聞社, 1977.3
  • 『物語フィリピンの歴史 「盗まれた楽園」と抵抗の500年』(中公新書) 1997.6

共編著

[編集]
  • 『神聖国家日本とアジア 占領下の反日の原像』横山真佳共編著. 勁草書房, 1984.8
  • 『フィリピンの事典』 (東南アジアを知るシリーズ) 早瀬晋三共編. 同朋舎出版, 1992.4

翻訳

[編集]
  • 『中国人の見た中国・日本関係史 唐代から現代まで』中国東北地区中日関係史研究会編, 高田祥平共編訳. 東方出版, 1992.12
  • ニック・ホアキン『アキノ家三代 フィリピン民族主義の系譜』(東南アジアブックス フィリピンの社会) 訳著. 井村文化事業社, 1986.1

脚注

[編集]
  1. ^ 『物語フィリピンの歴史』
学職
先代
上野明
静岡県立大学
国際関係学部学部長

第4代:1994年 - 1995年
次代
中山慶子