関田裕
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人物
[編集]日活を経て[要出典]、1958年に東宝の専属俳優となる[1]。大部屋俳優であったが、1960年代後半の東宝怪獣映画で怪獣のスーツアクターを務めた[3][6]。
1967年公開の『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』では、大仲清治の代理でゴジラを演じた[7]。
『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』などで共演した中島春雄は、相手役として関田が一番やりやすかったと述べている[8]。
出演作
[編集]映画
[編集]- 名寄岩 涙の敢斗賞(1956年) - 少年時代の名寄岩
- 狂った果実(1956年)
- 暁の逃亡(1956年) - 乾分
- 青い怒涛(1956年) - 辰夫
- 若い恋人たち(1959年) - 板倉
- 僕は独身社員(1960年) - 同盟石油社員
- サラリーマン出世太閤記・完結篇 花婿部長No.1(1960年) - 脇坂
- ハワイ・ミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐(1960年) - 士官搭乗官[要出典]
- 大坂城物語(1961年)
- 情無用の罠(1961年) - 白バイの警官
- 南の風と波(1961年) - 洋介
- 別れて生きるときも(1961年) - 南北社の男
- 若大将シリーズ
- 続サラリーマン弥次喜多道中(1961年) - 組合員
- モスラ(1961年) - 豪華客船オリオン丸操舵士[出典 2][注釈 2]
- 世界大戦争(1961年) - テレビの歌手[要出典]
- 女の座(1962年) - 小宮
- 女性自身(1962年) - 社員
- 香港の星(1962年) - 町田
- サラリーマン権三と助十 恋愛交叉点(1962年) - 久保
- 暗黒街の牙(1962年) - 警官
- にっぽん実話時代(1963年) - やくざ
- 青島要塞爆撃命令(1963年) - 補給隊隊員[要出典]
- 社長外遊記(1963年)
- 今日もわれ大空にあり(1964年) - パイロット
- ゴジラシリーズ[注釈 3]
- 君も出世ができる(1964年) - お茶漬け屋の客
- クレージー映画
- 無責任遊侠伝(1964年) - 麻雀の相手[注釈 4]
- ホラ吹き太閤記(1964年) - 織田家の武将[注釈 5]
- クレージーの無責任清水港(1966年) - 関東綱五郎
- クレージーだよ 奇想天外(1966年) - 国会の警備員
- クレージーだよ天下無敵(1967年) - 万能ロボット、ニュースカメラマン
- がらくた(1964年) - 嘉吉
- 悪の階段(1965年) - 亜東化学宿直員
- 100発100中(1965年) - 赤月組子分
- フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ(1966年) - サンダ[出典 6]、ビアガーデンの客[要出典]
- あこがれ(1966年) - 修善寺番頭[注釈 4]
- キングコングの逆襲(1967年) - メカニコング[出典 7]、ゴロザウルス[出典 8]、警備本部員[要出典]
- 東宝8.15シリーズ
- 日本のいちばん長い日(1967年) - 神野少佐(東部軍参謀)
- 連合艦隊司令長官 山本五十六(1968年) - 南雲機動部隊参謀[要出典]
- ドリフターズですよ!前進前進また前進(1967年) - 秘書
- さらばモスクワ愚連隊(1968年) - ブルーデュークスのメンバー[注釈 4]
- 斬る(1968年) - 家臣
- 空想天国(1968年) - 剣道場の男
- 狙撃(1968年) - 税関係[注釈 4]
- 愛のきずな(1969年) - 入学式の警官[注釈 4]
- 死ぬにはまだ早い(1969年) - 警察官[注釈 4]
- 緯度0大作戦(1969年) - ワレン[11](海洋観測船船員[18])、コウモリ人間[19]
テレビ
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i 東宝特撮映画全史 1983, p. 531, 「怪獣・SF映画俳優名鑑」
- ^ a b c d ゴジラ大百科 1993, p. 123, 構成・文 岩田雅幸「決定保存版 怪獣映画の名優名鑑」
- ^ a b c d e f モスラ映画大全 2011, p. 81, 「脇役俳優辞典27」
- ^ a b c d e f g 野村宏平、冬門稔弐「11月17日」『ゴジラ365日』洋泉社〈映画秘宝COLLECTION〉、2016年11月23日、326頁。ISBN 978-4-8003-1074-3。
- ^ オール東宝怪獣大図鑑 2014, p. 125, 「『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』」
- ^ a b c d e オール東宝怪獣大図鑑 2014, p. 115, 「『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』サンダ」
- ^ 東宝特撮映画大全集 2012, p. 121, 「『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』撮影秘話」
- ^ 東宝特撮映画全史 1983, p. 311, 「東宝特撮映画作品史 フランケンシュタインの怪獣サンダ対ガイラ」
- ^ 東宝特撮映画大全集 2012, p. 55, 「『モスラ』作品解説」
- ^ a b c ゴジラ大百科 1992, p. 138, 構成 早川優「ゴジラ映画を100倍楽しむ100のカタログ 50 ゴジラを演じた男たち」
- ^ a b c 東宝特撮映画全史 1983, pp. 536–537, 「主要特撮作品配役リスト」
- ^ 東宝特撮映画大全集 2012, p. 111, 「『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』作品解説」
- ^ 東宝特撮映画大全集 2012, p. 119, 「『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』作品解説」
- ^ a b 東宝特撮映画大全集 2012, p. 123, 「『怪獣総進撃』作品解説」
- ^ “怪獣総進撃”. 東宝 WEB SITE. 東宝. 2022年3月12日閲覧。
- ^ 東宝特撮映画大全集 2012, p. 107, 「『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』作品解説」
- ^ a b 東宝特撮映画大全集 2012, p. 115, 「『キングコングの逆襲』作品解説」
- ^ 東宝特撮映画大全集 2012, p. 127, 「『緯度0大作戦』作品解説」
- ^ オール東宝怪獣大図鑑 2014, p. 149, 「『緯度0大作戦』」
出典(リンク)
[編集]参考文献
[編集]- 『東宝特撮映画全史』監修 田中友幸、東宝出版事業室、1983年12月10日。ISBN 4-924609-00-5。
- Gakken MOOK(Gakken)
- 『ENCYCLOPEDIA OF GODZILLA ゴジラ大百科 新モスラ編』監修 田中友幸、責任編集 川北紘一、Gakken〈Gakken MOOK〉、1992年12月10日。
- 『ENCYCLOPEDIA OF GODZILLA ゴジラ大百科 [メカゴジラ編]』監修 田中友幸、責任編集 川北紘一、Gakken〈Gakken MOOK〉、1993年12月10日。
- 洋泉社MOOK 別冊映画秘宝(洋泉社)
- 『別冊映画秘宝 モスラ映画大全』洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2011年8月11日。ISBN 978-4-86248-761-2。
- 『別冊映画秘宝 オール東宝怪獣大図鑑』洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2014年4月27日。ISBN 978-4-8003-0362-2。
- 『東宝特撮映画大全集』執筆:元山掌 松野本和弘 浅井和康 鈴木宣孝 加藤まさし、ヴィレッジブックス、2012年9月28日。ISBN 978-4-86491-013-2。