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隈之城駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
隈之城駅
駅舎(2020年10月)
くまのじょう
Kumanojō
川内 (2.6 km)
(3.1 km) 木場茶屋
地図
鹿児島県薩摩川内市隈之城町先崎1859-2
北緯31度47分32.63秒 東経130度18分25.69秒 / 北緯31.7923972度 東経130.3071361度 / 31.7923972; 130.3071361座標: 北緯31度47分32.63秒 東経130度18分25.69秒 / 北緯31.7923972度 東経130.3071361度 / 31.7923972; 130.3071361
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 鹿児島本線
キロ程 2.6km(川内起点)
門司港から351.8 km
電報略号 クノ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
341人/日(降車客含まず)
-2021年-
開業年月日 1914年大正3年)6月1日[1]
備考 無人駅自動券売機 有)
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隈之城駅(くまのじょうえき)は、鹿児島県薩摩川内市隈之城町先崎にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線である。

概要

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1時間当たり1 - 3本停車する。鹿児島方向の列車は殆どが鹿児島中央行であるが、鹿児島行や日豊本線に乗入れて国分都城宮崎行も数本ある。

出水・熊本方面列車は1日31本あるうち26本が川内行で、肥薩おれんじ鉄道線から当駅折返しの直通列車が1日5本ある。この列車は近くに高校がある関係で、通学時間帯である朝夕に乗入れている。かつて肥薩おれんじ鉄道線から乗入れていた快速「オーシャンライナーさつま」は通過していた一方、同じくかつて運行されていた特急「川内エクスプレス」は当駅に停車していた。

歴史

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年表

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駅名の由来

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開業当時の地名(薩摩郡隈之城村)が由来。

「隈之城」は鎌倉時代から江戸時代の頃までこの地にあった二福城の別名であり、中世の時代は薩摩忠友島津実久等が居城した薩摩国の中心的な城だったという。

駅構造

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駅舎内(2020年10月)
ホーム(2013年6月)

相対式ホーム2面2線を有する地上駅を模した小型駅舎跨線橋が存在する。

近隣が住宅地である他、れいめい高等学校川内純心女子高等学校があり通勤者や通学生で大変混雑する駅だったため、2004年3月31日まで九州交通企画が駅業務を行う業務委託駅であったが、川内純心女子高等学校閉校、利用者減少と合理化に伴い現在は無人駅である。但し、一部時間帯のみ鹿児島鉄道事業部鹿児島乗務センター車掌改札を担当する(当駅より鹿児島中央方面列車に乗込んで検札を行う場合もある)。外部に古い公衆トイレがあったが、2016年3月に建て替えられた。

IC乗車カードSUGOCA」の利用が可能(相互利用可能ICカードはSUGOCAの項を参照)で、簡易SUGOCA改札機が設置されている。チャージ取扱は行っていない。

降車客のICカード以外の普通乗車券は駅の集札箱に投入、又は車掌が回収する。

簡易自動券売機(ICカード非対応)が設置されている。

のりば

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乗り場は上下列車共主に駅舎側の1番のりばに発着し、列車交換を行う上り列車(川内方面行)のみ2番のりばを使用する。

これはかつて当駅を特急つばめなどが通過していた頃に当駅を含む区間が高速化された名残で、1番のりばは上下列車の高速通過が可能な1線スルー方式となっている。このため、両乗り場共上下列車いずれも入線が可能な配線となっている。

なお、肥薩おれんじ鉄道線直通の出水方面列車は2番乗り場から発車する。

番線 路線 方向 行先
1 鹿児島本線 下り 鹿児島中央方面
上り 川内方面
2 上り
肥薩おれんじ鉄道線直通列車を含む) 上り 出水八代方面

利用状況

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2020年度の1日平均乗車人員は349人である[6]

年度 1日平均
乗車人員
1日平均
乗降人員
2004 469
2005 427
2006 430
2007 384 774
2008 352 712
2009 336 676
2010 355 677
2011 330 667
2012 325 662
2013 354 721
2014 360 731
2015 358 729
2016 366
2017 380
2018 392
2019 374
2020 349

駅周辺

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隣の駅

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九州旅客鉄道(JR九州)
鹿児島本線
川内駅 - 隈之城駅 - 木場茶屋駅

脚注

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  1. ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、688頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 「熊鉄鹿鉄 営業近代化スタート」『交通新聞』交通協力会、1970年9月2日、1面。
  3. ^ “「通報」紀勢本線朝来駅ほか17駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 8. (1986年3月1日) 
  4. ^ “4駅を有人化 JR鹿児島支社”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (1993年4月9日) 
  5. ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2012年12月4日) 
  6. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2020年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2021年9月5日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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