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TAKURO

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
TAKURO
出生名 久保 琢郎
生誕 (1971-05-26) 1971年5月26日(53歳)
出身地 日本の旗 日本 北海道函館市
学歴 北海道函館稜北高等学校
ジャンル
職業
担当楽器
活動期間 1986年 -
レーベル LSG
共同作業者

TAKURO(タクロウ、1971年〈昭和46年〉5月26日 - )は、北海道函館市出身のミュージシャン音楽プロデューサーロックバンドGLAYギタリストキーボーディスト。同バンドのリーダーを務めている。loversoul music & associates代表取締役[1][より良い情報源が必要]

本名は久保 琢郎(くぼ たくろう)。北海道函館稜北高等学校卒業。身長182cm。血液型はO型。妻はモデルの岩堀せり。2児の父。現在はロサンゼルスを生活拠点に置いている。

経歴

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母親は、シャンソン歌手で、幼い頃から音楽に興味を持つ。3歳の頃に、交通事故で父親を亡くしている(自叙伝では「不可抗力ではなかったらしい」と自殺を示唆[2])。貧しい家庭で育っており、後に、シングル「Yes, Summerdays」の印税で母親の借金を完済した時は、「自分の力で金の苦労を解決できたのが嬉しかった」と語っている[3]。中学時代、サッカー部でバックスとして活躍していたが、ジョン・レノンに多大な影響を受け、2年のサッカー大会の直前にビートルズ特集の組まれたラジオ番組を聴くため、自主退部した。このため、中学卒業までかつてのチームメイトから冷たい視線を浴びる事となった[4]

人物

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音楽面

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人生で腰を抜かすほど驚いたのは、BOØWYの「B・BLUE」を聴いた時と、GLAYのボーカルを探していた時に、当時ドラム担当だったTERUが、何気なく曲に入れた声を聴いた時の2回だけだという[16]。その他、影響を受けたミュージシャンに尾崎豊ブライアン・アダムスなどを挙げている。近年では、オアシスのファンであることを公言しており、「圧倒的なギターサウンドが、自分にとってすごい心地いい」と語っている。ラジオ番組で、ノエル・ギャラガーと対談を果たした。

GLAYのほとんどの楽曲の作詞・作曲をしている。自身が手がけた「HOWEVER」と「BE WITH YOU」「誘惑」「SOUL LOVE」「Winter,again」「とまどい/SPECIAL THANKS」の6曲がミリオンセラーを記録している。GLAY内での名義はTAKUROだが、宇多田ヒカルのシングル「For You/タイム・リミット」収録の「タイム・リミット」では、本名のKubo Takuro名義を、HISASHIとの共作の場合はKombinat-12名義を用いている。ただ、本人は「自分はプロデューサーは向いていない」と語っている。

作詞について、GLAYの他のメンバーからは「私生活丸出し」と言われている[17]。曲作りは、英和辞典烏龍茶を必ず用意してから行う。これは、ライブのMCでも公言しており、ファンの間では有名なエピソードとなっている。なお、2022年時点では「パソコンと烏龍茶を用意し、自宅の仕事部屋で家族が寝てから書くことが多い」と語っている[18]

他メンバーとの関係

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JIROと同じ幼稚園に通っており、小学校もTAKUROが転校するまでは一緒だった。転校先の小学校にはTERUが在籍しており、自宅が近くだったのでよく一緒に遊んでいたという。高校卒業後はTERUとともに、東京の会社へ就職したが、3ヶ月ほどで退社した(TERUは少し遅れて退社している)。その後は警備会社などに勤務していた[19]

TERU曰く、「これほどGLAYを好きな人は他にいない」とのこと。GLAYのオフィシャルショップ「G-DIRECT」の企画を立てた際、他のGLAYのメンバーに「G-DIRECT」についての自らの考えをメールで送ったが、TERUとHISASHIはメールを読まずにTAKUROの考えを支持する旨を返信した。HISASHI曰く、「そこまでTAKUROが考えたことならきっといいことなんだろうと思った」とのこと[20]

その他

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  • Twitterに関しては、「他者と接している時に、目の前の相手をないがしろにしてTwitterをやること」に苦言を呈したり、「自分でTwitterをやる時間があるなら、その時間を他の『やるべきこと』のために費やす」といった旨の発言をしている。
  • インディーズ時代からデビュー当初までの愛車は白の日産・スカイライン
  • あらびきウィンナーが好物であった。高校時代は友達の家では、マヨネーズをかけたあらびきウィンナーと白いご飯とコーヒー牛乳と、この3つを好んでいたという。
  • 1994年の「灰とダイヤモンド」ツアー中、食中毒で入院したことがある。メンバーではTAKUROのみが入院したため、一時ツアー中止となった。
  • 右腕に赤で「yes」と書かれたタトゥーを入れている。但し、腕の内側に小さく入れている為ほとんど目立たなく、ギターを弾いているときは完全に隠れてしまう。
  • ブレイクしてから忙しさのあまりに売れている実感はなかったが、テレビで共演した渡辺徹に「CD買ったよ」と言われ、「売れてるんだ」と実感したという。
  • 1994年 - 1999年に『週刊少年マガジン』で連載された『Harlem Beat』の中に登場したキャラクター「甲斐万丈」のデザインモデルにもなっている。

交友関係

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使用ギター

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Gibson

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  • Gibson Les Paul Custom
    • 1959年製
    ピックアップにPAFを3つ、ビグスビー・ビブラート・ユニットが搭載されている。
    • 1968年製
色は黒。ボディはメイプル・トップ/マホガニー・バック、ネックはマホガニー、指板はエボニー。ピックアップはナンバードPAFを搭載している。1996年頃に入手し、アルバム『BEAT out!』の頃から長くメインギターとして使用された。レスポール・カスタムの中では最も頻繁に使われており、ボディやネックの裏の塗装はかなり剥げ落ちている。「HIGHCOMMUNICATIONS TOUR 2003」の時にペグがクルーソン・シールファーストからシャラー製のものに交換された。
  • 1972年製
2013年頃にピックガードが交換された。ピックアップカバーは外されている。
  • Gibson Les Paul Standard
    • 1955年製
スタッドブリッジのオール・ゴールド・フィニッシュ。ピックアップはP-90を2つ搭載している。TAKUROは「グランマ」と呼んでいる。「マイルドで優しいお婆ちゃんの語り口のようなギター」「生涯の伴侶」だと語っている。
  • 1957年製
ゴールドトップ。TAKURO曰く「マルチプレーヤー」「出来のいい次男坊」。
  • 1959年製
シースルーカラーのサンバースト。ビグスビー・ビブラート・ユニットが搭載されている。TAKURO曰く「憧れのヒーローに近づいた気持ちになれる」。
  • Gibson Les Paul Studio
フィニッシュはシルバーバースト。「GLAY ARENA TOUR 2009 THE GREAT VACATION」にてメインギターとして使用された。2010年7月26日にサイン入りギターとしてHEARTS BRIDGEチャリティー・オークションに出品し、8月2日に200万円で落札された。
  • Gibson Les Paul Deluxe
ゴールドトップ。1970年代初期製。ピックアップはミニハムバッカーを2つ搭載している。TAKUROがブルージーなソロを弾き始める動機となったギター。
「GLAY LIVE TOUR 2010-2011 ROCK AROUND THE WORLD」にてメインギターとして使用された。
  • Gibson Les Paul Classic
「GLAY EXPO 2014 TOHOKU 20th Anniversary」にてメインギターとして使用された。コイルタップ機能が付いている。
ソロツアーの「Journey without a map 2019」でメインで使用したギター。
  • Gibson Custom John Lennon Les Paul Jr.

Journeyman

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GLAYのプロデューサー、佐久間正英のギターメーカーであるSGCraftsで、カスタムオーダーメイドされたギターが複数存在する。

  • Journeyman TKR-01 Stratocaster
1995年頃から使用している。赤いボディカラーのストラトキャスタータイプ。佐久間がSGCraftsを開始する前に作成したもので、ヘッドのシェイプが現在の通常の仕様と異なっている。シリアルナンバー#009。ボディはアルダー製、ネックと指板はメイプル製、ピックアップはセイモア・ダンカン SSL-1 。
2000年以降では「LAYLA」や「疾走れ!ミライ」の演奏で使用しているのを確認できる。
  • Journeyman TKR-02 Telecaster
テレキャスタータイプのTAKUROモデル。ボディーはメイプル材だが、トップにパーロイドが貼られており、シースルーレッドの塗装がしてある。指板はパーフェロー材。パーツはゴールドメッキのものが使われている。ピックアップはハムバッカーを2つ搭載している。
『グロリアス』や『BELOVED』のPV、『無限のdéjà vu DOCUMENT of "BEAT out!" TOURS』のDVDで使用しているのが確認できる。
  • Journeyman TKR-03 Les Paul Double Cutaway
SGCrafts製のTAKUROモデル3号機。シェイプはレスポール・スペシャルをモチーフにしたモデルであるが、ボディはアルダー製、ネックと指板はメイプル製、ボルトオン構造、ブリッジにはシンクロナイズドトレモロが搭載されており、仕様はギブソンのそれとは大きく異なりストラトキャスターに近い。色はシルバー。ピックアップはセイモア・ダンカンのSCR-1Wと59を使用。
複数所有している模様でそのうちの一本にはシンセドライバーを搭載している。
「GLAY TOUR '96〜'97 BELOVED YOU」からGLAY EXPO 1999の頃までTAKUROのメインギターだった。2000年以降は使用されることが少ないが、「ROCK'N'ROLL SWINDLE」のPVでシンセドライバーの搭載されていないものを確認することが出来る。
現在では考えられないが、当時数種類のコピーモデルが作られて販売されていた。
  • Journeyman TKR-04 Les Paul Double Cutaway
上記のTKR-03と同シェイプだが、ネックとボディは共にマホガニー材、指板がエボニー材で24フレット仕様。TKR-02と同様にボディトップにはパーロイドが貼られている。フロントのピックアップがラージサイズのハムバッカーである。
トラスロットカバーには、GLAY EXPO 2001のツアーグッズステッカーが貼られている。
「GLAY ARENA TOUR 2000 HEAVY GAUGE」から使用しており、JourneymanのTAKUROモデルの中ではもっとも登場頻度が高く、現在でも時々使用している。
近年では『GLAY 15th Anniversary Special Live 2009 THE GREAT VACATION in NISSAN STADIUM』 2daysのDVDなどで見ることが出来る。
  • Journeyman TKR-05 Telecaster W.Neck
テレキャスシェイプのダブルネック仕様であり12弦と6弦を使い分ける。
「GLAY DOME TOUR 2001-2002 ONE LOVE」の「Fighting Spirit」や「GLAY Special Live 2013 in HAKODATE GLORIOUS MILLION DOLLAR NIGHT Vol.1」の「girlish MOON」で使用されているのが確認できる。
  • Journeyman TKR-06 / TKR-07 Les Paul Double Cutaway
TKR-04のマイナーチェンジモデル。GLAY EXPO 2004で初めて使用された。
2本の共通点は、22フレット仕様、テレキャスタイプのブリッジ、ローズウッド材の指板である事。2本の相違点は、リアピックアップがハムバッカーかシングルか。
後述の理由のため、どちらがどちらのナンバーかはっきりしていない。
2004年以降は登場回数が少なくなったが、シングルピックアップのモデルは「GLAY in BUDOKAN 2006 ROCK'N'ROLL SWINDLE」「GLAY 15th Anniversary Special Live 2009 THE GREAT VACATION in NISSAN STADIUM」の『つづれ織り〜so far and yet so close〜』で使用しているのが確認できる。
  • Journeyman TKR-08 Jazzmaster
ジャズマスタータイプ。Black cherryというラメフィニッシュのボディにブラウンカラーのパーロイドピックガードが特徴。ピックアップはLINDY FRALIN P-92、ボディ材はスワンプアッシュ。
佐久間正英所有のジャガーを気に入り、同じようなものを製作しようとしたが、"TAKUROにはジャガーのボディーは小さすぎる"との周りの意見から、同じような仕様でこのジャスマスターを製作したという逸話がある。
KYOSUKE HIMURO+GLAY 2006 at AJINOMOTO-STADIUM『SWING ADDICTION』での映像や「僕らの音楽 -OUR MUSIC-」で使用しているのが確認できる(いずれも氷室京介とのコラボレーションの際)。「GLAY HIGHCOMMUNICATIONS TOUR 2007-2008」以降全く使用していなかったが、2019年のメットライフ1日目で久しぶりに使用された。
  • Journeyman TKR-09 Les Paul Double Cutaway
上記のTKR-04のマイナーチェンジモデル。カラーがBlack New Yorkというブラックフィニッシュ。ボディトップにはTKR-04と同様にパーロイドが貼られているが、ブリッジがチューン・O・マチックである点が上述のレスポールスペシャル系シェイプのTAKUROモデルと大きく異なる。22フレット仕様。
「KYOSUKE HIMURO+GLAY 2006 at AJINOMOTO-STADIUM『SWING ADDICTION』」から「GLAY TOUR 2006 ROCK'N'ROLL SWINDLE〜Re-birth〜」のホールツアーで時々使用していたが、それ以降は全く使用しなくなった。
  • Journeyman STV-SRL-LB-M
青いボディカラーにローズウッド指板のストラトキャスタータイプ。
『Winter,again』のPVで使用しているのが確認できる。

これらのモデルは、雑誌などでその時々に違ったナンバリングがされていることが多い。
制作された順番によりナンバリングされていることになっているので、上記のナンバリングが正しいと思われるが、実際には本人や製作者を含め厳格に決めているわけではないようである。

その他

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TAKUROが尊敬するジョン・レノンも使用していたギターであり、TAKURO曰く「名機であり思い入れがあるギター」とのこと。
CASINOは複数所有しているが、シリアル・858404のものは60年代後半のモデルで、ピックガードが外されており、「ROCK AND ROLL HERO」というシールが貼られている。その他のCASINOの内1本は、2000年12月7日(ジョン・レノンの命日の前日)に、ラジオの特番でダコタ・ハウスを訪ねた時に、オノ・ヨーコから譲り受けたもので、オノ・ヨーコのサインが入っている。
NO MORE LANDMINE」のシールが貼られていた。
ライブで『Winter,again』を演奏する際に使用されることが多い。
Epiphone CASINOと同様、ビートルズのギターとして有名。TAKURO曰く「感情が入りやすいギター」。
  • Fender Stratocaster 1954年製
TAKURO曰く「音があまりにも素直」。
  • ESP SUGIZO MODEL (ECLIPSE S-IIIサスティナー搭載型)
SUGIZOから貰ったというギター。ビデオ・シングル「サバイバル」などで使用している。サスティナーアーム、謎のボタンなど、遊び心がたくさん付いているギターだという。
B'z松本孝弘から貰ったというギター。GLORIOUS MILLION DOLLAR NIGHT Vol.1ではHISASHIに貸した。(ソロコーナーで使用する為。)
  • Kawai セミアコースティック・ビザール
『VIDEO GLAY 3』へロサンゼルスで購入する際の様子が撮影されている。
『またここであいましょう』のPVで使用しているのが確認できる。
  • Nancy Nancy-plorer EC Cut
2019年頃より使用し始めたギター。以降はメインで使うこともあり、多用している。アメリカのビルダーが古い材料を使ってギブソン・エクスプローラーをベースに製作された。

アコースティック・ギター

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  • TACOMA ECR-38C
近年、メインで使用しているアコースティックギター。
「GLAY CONCERT TOUR 2004 X-RATED」以降、ライブ・TV収録に関わらずアコースティックギターを使う楽曲では殆どの場面でこのギターが使われているのが確認できる。
ECR-38C自体はエレクトリックアコースティックギターではないため、後付でPUを搭載している。
余談だが、TACOMAのギターの初期の物は日本の気候に塗装が合わず、殆どのものが塗装剥離を起こし、メーカー側で無償修理が行われた。その様な背景もあり、日本では殆ど流通していない。TAKUROがECR-38Cを入手した時期から考えると、彼のモデルも再塗装が施されている可能性が高い。
I LOVE YOUをさがしてる」のPVや「GLAY 15th Anniversary Special Live 2009 THE GREAT VACATION in NISSAN STADIUM」で使用している。
2019年頃から使用し始めたアコースティックギター。どちらもフィッシュマンのピックアップを搭載している。
エレクトリックアコースティックギター。トップにスプルース、ネックにマホガニー、サイドとバックに3ピースのローズ・ウッドを使用。
シャープかつダイナミックな深みのあるサウンドが特徴。透明なピックガードが付いている。ネックは20F 635mm スケール。
ピックアップはピエゾタイプとフィッシュマン製マグネットタイプ。
  • K.Yairi TF-65-12
12弦ギター。HISASHIが使用することもある。

使用キーボード

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1998年頃から弾き始めたが、2004年以降ほとんど弾くことがなくなっている。

  • General Music PRO 2(02年 ONE LOVEツアーで使用)
  • KORG TRINITY(98年 pure soulホールツアーで使用)
  • KORG SG Pro X

2024年6月8日の「GLAY 30th Anniversary GLAY EXPO 2024-2025」ベルーナドーム公演で久々に演奏した。

書籍

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  • TAKURO『胸懐』幻冬舎、2003年6月30日。ISBN 4-344-00351-9 
内容は、函館での青春時代、GLAYのメジャーデビューから日本トップクラスの人気バンドへの成長の道のり、結婚まで考えた恋人との別れ、戦争に対する怒りなど、TAKUROの今までの人生を綴ったエッセイ。2006年4月18日に幻冬舎文庫より文庫化(解説は友人でもあるやまだひさし。TAKUROによって泣かされたエピソードを語っている)。なお、帯には当時まだ発売していなかった「BEAUTIFUL DREAMER」の歌詞における最後の一節と酷似した文章が書かれている。

レギュラーラジオ番組

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毎週月曜〜木曜 22時台(1997年10月〜1998年9月)
  • GLAY TAKURO RADIO FACTORY
毎週火曜 23:25分〜23:55分(1998年10月〜1999年3月)
毎週日曜 23:00分〜23:55分(1999年4月〜2000年12月)
  • GLAY RADIO COMMUNICATION
毎週日曜 23:00分〜23:55分(2001年10月〜2003年9月)
毎週月曜〜水曜 25:33分頃〜(2005年3月 番組終了)は現在休止中

作品

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GLAYとしての作品はGLAYの作品を参照のこと。

発売日 タイトル 規格 品番 備考
1st 2016年12月14日 Journey without a map CD+DVD盤 PCCN-00025 オリコン週間チャート10位
チャートイン回数10週
CD only盤 PCCN-00026
2nd 2019年2月27日 Journey without a map Ⅱ CD+DVD盤 PCCN-00033 オリコン週間チャート28位
チャートイン回数5週
CD only盤 PCCN-00034
3rd 2022年12月14日 The Sound of Life CD+Blu-ray盤 PCCN-00052 オリコン週間チャート27位
チャートイン回数13週
CD Only盤 PCCN-00053

楽曲提供/参加作品

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  1. SPEED BALL / D.I.E. (1996年3月15日)
    「無為自然」にHISASHIと共にギターで参加。
  2. サマーシェイクス / Miju (1997年8月6日)
    「サマーシェイクス」「I BELIEVE YOU」の作詞・作曲・プロデュースを担当。
  3. 見つめていたい / Romi (1998年2月18日)
    「見つめていたい」の作曲・編曲を担当。作詞は長島三奈と共作。
    GLAYのセルフカバーバージョンが『rare collectives vol.1』に収録されている。
  4. FRAGILE / D.I.E. (1998年4月1日)
    「JEWEL (featuring TERU)」にギターで参加。TERUもボーカルで参加している。
  5. LOVE CLOVER / 中山美穂 (1998年4月8日)
    「LOVE CLOVER」の作曲・編曲を担当。作詞は中山美穂と共作。TERUもコーラスで参加している。
    「empty pocket」の作曲を担当。
  6. COUPLES / Miju (1998年4月22日)
    「COUPLES」「LOVE IS ALWAYS TROUBLES」の作詞・作曲・プロデュースを担当。
  7. 心に雨が… / 大徳英基 (1999年7月7日)
    「心に雨が…」の作詞・作曲を担当。元々は、GLAYのインディーズ時代のデモテープ『DANCE VISION』に収録されている曲。
  8. 明日に架ける橋 / JUNKO (1999年7月31日) (VHS)
    「明日に架ける橋」にTAKUROがギター、オルガン、HISASHIがギター、サウンドプロデュース、ミックス、JIROがベース、TOSHI NAGAIがドラム、D.I.Eがピアノ、キーボードで参加。
  9. D.O.S.Drum / TOSHI NAGAI (1999年7月21日)
    「Laissez-moi Tranquille!」にTAKURO、HISASHIがギター、JIROがベースで参加。
  10. fairyland / 小柳ゆき (1999年10月27日)
    「fairyland」の作曲をL・SOUL名義で担当。
  11. POETIC EVOLUTION / 森雪之丞 (1999年12月17日)
    「暗号」の作曲・編曲をHISASHIと共作。
  12. リズムとルール / 篠原涼子 (2000年3月8日)
    「リズムとルール」の作曲をL・SOUL名義で担当。
  13. For You/タイム・リミット / 宇多田ヒカル (2000年6月30日)
    「タイム・リミット」の作曲を共作。「宇多田ヒカル and 久保琢郎」名義。
  14. ZERO LANDMINE / N.M.L. (2001年4月25日)
    「ZERO LANDMINE」にギターで参加。
  15. 人生海海 / 五月天 (2001年7月7日)
    「候鳥」にギターで参加。TERUもコーラスで参加している。
  16. SWEET SEASON / SONO (2002年1月17日)
    「SWEET SEASON」」の作曲をL・SOUL名義で担当。
  17. / 松本孝弘 (2002年2月27日)
    「ENGAGED」を松本孝弘と共作。
  18. 灼熱〜しゃくねつ〜 / Stealth (2002年9月25日)
    「灼熱〜しゃくねつ〜」の作曲を担当。
  19. くずアルバム / くず (2003年3月26日)
    「恋なんて」にギターで参加。TERUもささやきで参加している。
  20. STYLE / 安室奈美恵 (2003年12月10日)
    「LOVEBITE」の作詞・作曲を担当。
  21. SINGER FOR SINGER / MISIA (2004年12月8日)
    「冬のエトランジェ」の作詞・作曲を担当。TERUがコーラスを担当。
    GLAYのセルフカバーバージョンが「I am xxx」に収録されている。 
  22. 敦煌〜Romantic Energy〜 / 女子十二楽坊 (2005年1月26日)
    「流転」の作曲を担当。
  23. Sing and Roses〜歌とバラの日々〜 / 渡辺美里 (2005年11月23日)
    「Kiss from a rose」の作曲を担当。
  24. IN THE MOOD / 氷室京介 (2006年10月20日)
    「SAY SOMETHING」に作詞と演奏で参加。HISASHI、JIRO、Toshi Nagaiも演奏に参加、TERUはコーラスで参加。
  25. 一色 / NANA starring MIKA NAKASHIMA (2006年11月29日)
    「一色」の作曲を担当。編曲、ギターを佐久間正英と担当。
    GLAYのセルフカバーバージョンが『HAPPY SWING 15th Anniversary SPECIAL LIVE 〜We Love Happy Swing〜 in MAKUHARI』(Disc 1)に収録されている。 
    「EYES FOR THE MOON」の作詞・作曲・ベースを担当。編曲を佐久間正英と担当。
  26. THE END / NANA starring MIKA NAKASHIMA (2006年12月23日)
    「一色 (ALTAnative)」の作曲・ベースを担当。編曲を佐久間正英と担当。
  27. RED RIBBON Spiritual Song 〜生まれ来る子供たちのために〜 / AIDS チャリティ Project (2007年11月28日)
    「RED RIBBON Spiritual Song 〜生まれ来る子供たちのために〜」にギターで参加。TERUもボーカルで参加している。
  28. GO AHEAD!! / 及川光博 (2008年10月8日)
    「GO AHEAD!!」の作曲を担当。
  29. F's シネマ / 藤井フミヤ (2009年9月30日)
    「春叶歌」の作詞・作曲を担当。HISASHIがギターで参加している。
  30. “B”ORDERLESS / 氷室京介 (2010年9月8日)
    「My Name is "TABOO"」「PARACHUTE」「The Distance After Midnight」「忘れてゆくには美し過ぎる…」の作詞を担当。
  31. 激情/sickbed / STEALTH (2010年10月31日)
    作曲・編曲・ギターで参加。
  32. アルストロメリア / STEALTH (2010年12月24日)
    作曲・編曲・ギターで参加。
  33. 恋スルキモチ / 武井咲 (2011年12月14日)
    作詞・作曲を担当。
  34. Mayday × 五月天 the Best of 1999-2013 / Mayday (2013年11月13日)
    「Dancin' Dancin' feat. TERU (GLAY)」にギターで参加[7]
  35. X -CrossII- / 石川さゆり (2014年4月23日)
    「Ra.n.se」「千年逃亡」の作詞・作曲を担当。
  36. Your TUBE+My TUBE / TUBE (2015年6月17日)
    「LOVE BEACH」の作詞を担当。
  37. Rainbow / 山本彩 (2016年10月26日)
    「BAD DAYS」の作詞・作曲を担当。
  38. 万謡集 / 氣志團 (2017年8月9日)
    「蒼き独裁者に告ぐ」の作詞・作曲・編曲を担当。
  39. All-The-Time Memories / TAKAHIRO (2017年12月6日)
    「Irish Blue」の作詞・作曲を担当。
  40. 真夏の残響/今夜、ノスタルジアで / DAIGO (2018年7月11日)
    「真夏の残響」「今夜、ノスタルジアで」の作詞・作曲を担当。
  41. 20th -Grown Boy- / 藤木直人 (2019年6月19日)
    「WANDERLUST」の作詞・作曲を担当。
  42. 僕たちはまだ世界を知らない / 燦鳥ノム(2020年5月8日)
    「僕たちはまだ世界を知らない」の作詞・作曲を担当。
  43. KYOTO踊ろう ASHITATO歌おう / Kyoto Film Festival Band(2020年10月7日)
    「KYOTO踊ろう ASHITATO歌おう」の作詞・作曲を担当。
  44. Nothin' but funky / A.B.C-Z(2021年4月14日)
    「Nothin' but funky」の作曲を担当。
  45. Parfaitone / ClariS(2022年4月6日)
    「瞳の中のローレライ」の作詞・作曲を担当。
  46. We Stand Alone / 玉井詩織 (2023年12月20日配信リリース)
    作詞・作曲を担当[21]
  47. YO OIZUMI ALL TIME BEST / 大泉洋(2024年3月20日)
    2024年1月19日にベストアルバムから先行配信された新曲「ふわり」の作詞・作曲を担当。(編曲はGLAYと村山☆潤[22]
  48. high-five〜歓喜の音〜 / EXILE THE SECOND(2024年6月5日)
    2024年6月5日発売の『THE FAR EAST COWBOYZ』収録曲であり、EXILE NESMITHによるソロ歌唱曲。作曲を担当。
  49. これで良しとする / 美川憲一(2024年9月25日)
    デビュー60周年記念シングルとして、作詞を担当。作曲を担当した松本孝弘の提案により作詞で楽曲制作に参加した[23]

脚注

[編集]
  1. ^ NEWS ZERO(2010年10月12日放送)
  2. ^ 胸懐, pp. 21.
  3. ^ 胸懐, pp. 156.
  4. ^ 胸懐, pp. 51, 52.
  5. ^ NACK5スペシャル TAKURO-NO-WAR.jp 反戦の声は届いたか(全文書き起こし) ブログ「beautiful garbage」2004年12月23日
  6. ^ VAMPSハロウィン千秋楽でHYDE×TERU「誘惑」デュエット”. ナタリー. 2013年11月21日閲覧。
  7. ^ a b Maydayベスト盤にGLAY・TERU&TAKUROとのコラボ曲”. ナタリー. 2013年11月21日閲覧。
  8. ^ “A.B.C-Z新シングルにTAKURO、大貫亜美、LEGO BIG MORL、西寺郷太ら参加”. 音楽ナタリー. (2021年2月26日). https://natalie.mu/music/news/417908 2021年2月27日閲覧。 
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  20. ^ 「『My Private "Jealousy"』発売記念 〜GLAY DIRECT TALK〜」でのTAKURO、TERU、HISASHIの発言より (2011.11.17 YouTube、ニコニコ生放送、U-STREAMにて同時生放送)。なお、JIROはこの時即答したともメールを読んで返したとも語られていない。
  21. ^ ももクロ玉井詩織、ソロプロジェクトのラストを飾る12月曲はGLAY・TAKURO作詞作曲「We Stand Alone」”. BARKS (2023年12月17日). 2023年12月18日閲覧。
  22. ^ 大泉 洋、TAKURO(GLAY)楽曲提供の新曲「ふわり」配信リリース”. BARKS (2024年1月19日). 2024年1月19日閲覧。
  23. ^ “美川憲一がB'z・松本孝弘&GLAY・TAKUROとコラボ、60周年記念シングル「これで良しとする」”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2024年7月18日). https://natalie.mu/music/news/582788 2024年9月25日閲覧。 

関連項目

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外部リンク

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