磁硫鉄鉱
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磁硫鉄鉱 | |
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分類 | 硫化鉱物 |
化学式 | Fe1-xS (x=0-0.17)[1] |
結晶系 | 単斜晶系・六方晶系 |
へき開 | なし |
モース硬度 | 3.5 - 4.5 |
光沢 | 金属光沢 |
色 | ブロンズ色 |
条痕 | 灰黒色 |
比重 | 4.7 |
プロジェクト:鉱物/Portal:地球科学 |
磁硫鉄鉱(じりゅうてっこう、pyrrhotite、ピロータイト)は、鉄の硫化鉱物である。化学組成:Fe1-xS 、比重:4.6、モース硬度:3.5-4.5、晶系:六方晶系または単斜晶系。名前の通り磁性を持つが、その強弱はものによって様々である。
黄鉄鉱(FeS2)などの硫化鉱物に伴って産出する。熱水鉱床、スカルン鉱床などに産する。
産地は、ロシアのダルネゴルスク、ルーマニアのヘリア、ドイツのセントアレンドレアスベルグ、西オーストラリアのカンバルダ、イタリアのトレンチノ、カナダのサドベリー、アメリカのニューヨーク州、ニュージャージー州、ペンシルバニア州などがある。[2]
脚注
[編集]- ^ “Pyrrhotite”. mindat.org. 2016年6月27日閲覧。
- ^ ロナルド・ルイス・ボネウィッツ著、青木正博訳『ROCK and GEM 岩石と宝石の大図鑑』誠文堂新光社 2007年 132ページ
関連項目
[編集]参考文献
[編集]- 森本信男『造岩鉱物学』東京大学出版会、1989年、ISBN 4-13-062123-8。
- 松原聰『フィールドベスト図鑑15 日本の鉱物』学習研究社、2003年、ISBN 4-05-402013-5。
- 国立天文台編『理科年表 平成19年』丸善、2006年、ISBN 4-621-07763-5。
外部リンク
[編集]- Pyrrhotite(mindat.org)
- Pyrrhotite Mineral Data(webmineral.com)