第百一号型掃海艇
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第百一号型掃海艇 | |
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艦級概観 | |
艦種 | 掃海艇 |
艦名 | |
前級 | |
次級 | |
要目(竣工時) | |
排水量 | 公試:678トン |
全長 | 54.86m |
全幅 | 4.72m |
吃水 | 2.54m |
機関 | ホ号艦本式缶(重油専焼)2基 六型レシプロ機関2基 2軸 1,976馬力 |
速力 | 15.7ノット |
航続距離 | 15.7ノットで1,900海里 |
燃料 | 重油 |
乗員 | |
兵装 | 四〇口径三年式八糎高角砲1基 (その後12cm高角砲に換装) 25mm機銃連装2基 (後に25mm単装機銃を増備) 94式爆雷投射機1基 爆雷36個 単艦式掃海具(イギリス製)1組 対艦式掃海具2組 |
レーダー | 一号三型電探1基(後日装備) |
ソナー | (一部イギリス製) |
同型艇 | 2隻 |
第百一号型掃海艇(だいひゃくいちごうがたそうかいてい)は日本海軍の捕獲掃海艇。同型艇2隻。
概要
[編集]本艦型は、太平洋戦争開戦時に香港で建造中だったイギリス海軍用のバンゴール級掃海艇の2隻、「タイタム」と「ワグラン」を日本側が接収して完成させたものである。日本側の接収時には船殻工事がそれぞれ60%と30%終了した段階であった。工事に必要な資材は現地で調達したが、機関と兵装のほとんどは日本から送付した。船首楼を短くするなど一部設計を変更している。
竣工後は船団護衛に従事、101号は1945年に南シナ海で戦没。102号は終戦時残存、イギリスに引き渡された後、解体された。
なお、日本陸軍も香港地区で未完成のバンゴール級掃海艇を接収し、「暁辰丸」として完成させ、哨戒任務に使用している[1]。
同型艇
[編集]- 第百一号掃海艇
- 第百二号掃海艇
脚注
[編集]- ^ 福井静夫『日本特設艦船物語』光人社〈福井静夫著作集〉、2001年、273頁。
- ^ 昭和20年12月1日 第二復員省 内令第5号。
- ^ 昭和20年12月20日付 第二復員省 内令第12号。
- ^ 昭和21年9月1日付 復員庁第二復員局 復二第210号。
参考文献
[編集]- 雑誌「丸」編集部『写真 日本の軍艦 第13巻 小艦艇I』光人社、1990年。 ISBN 4-7698-0463-6